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ギルドスレッド

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ギルド・ローレット

資料庫(関係者スレッド)

ここはローレットの資料庫だ。
特異運命座標の来歴何かも管理している。
まぁ、流石はカミサマだか何だかに選ばれた救世主サマだ。全くオマエ達の経歴は面白いのが多いね。
特に印象深い関係者なんかにゃ興味が尽きない。
どうせならもっと聞かせてくれてもいいんだぜ?

※このスレッドは『PCの関係者を本編NPCとして登場させて欲しい』という希望を出す為のスレッドです。以下、要項を確認の上、ご承諾頂ける場合のみご利用下さい。

・登場は確約されません。又、登場する可能性があるのは『混沌(本編世界)に存在している、し得るキャラクターである事』、『関係者イラストを保有している事』の双方が最低条件となります。(関係者イラストの描画内容が本編設定外である場合等は本編舞台に居ないものとして扱います)
・このスレッドに書かれた情報及び人物像を考慮して極力忠実にキャラクターを動かしますが、登場後の扱いや操作に関しては運営にお任せ頂きます。(拘りがある場合、一人称や口調等の設定もお知らせ下さい。特に敵対的存在である場合、死亡する可能性もございます)
・このスレッドにキャラクター情報をご記入頂きますが、一キャラクターにつき一レスでの説明にご協力下さい。又、どのイラストのキャラクターであるか分かるようにご指定下さい。

本編をお楽しみ頂く為の一助になればと考えております。あくまで希望制ですので、ご要望のない関係者の登場はいたしません。ご希望のある場合のみ、この場に登録をお願いいたします。

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キャラクターID
名前:周藤夜見
種族:旅人、夜妖憑き
特徴:妖狐の夜憑き、周藤家の当主、暁月の実弟
設定:
 深道家(みどうけ)の血筋の子供のうち、『神隠し』に遭った特異運命座標になった者は当主候補に選ばれる。
 10歳を過ぎた頃、双子の妹(朝比奈)と共に空中神殿へと召喚された。
 召喚された事を兄の暁月に報告した時の、電話越しの声は今でも耳に残っている。
 長い沈黙の後、絞り出すような「おめでとう、夜見」という声は、大凡祝福とは言い難いものだった。

 自分と同じ年で分家である燈堂に養子へ行った兄を、一族の大人達は褒め讃えた。
『あの燈堂に行きはるなんて貴方のお兄さんは立派なんよ』
『お兄さんを尊敬して見習って貴方も周藤や深道を継ぐ事を目指すんやよ?』
『ああ~、でも、うちの子やったらアカンわ。暁月さんや夜見君みたいに本家の血筋あらへんから。ねぇ?』
 子供の頃は大人達の言葉が純粋な尊敬から来るものだと思っていたのだ。
 だから、夜見は尊敬される兄に憧れ、自分もそうなろうと努力した。
 周藤の当主に選ばれた時は、兄と同じ立場になれた事にこの上ない喜びを感じたのだ。
 されど。大人達の言外に隠した意図を知る頃には、目の前には果てしない闇が広がっていた。
 一族の大人達が言いたかった事は、『自分の大切な子供が滅私奉公に選ばれなくて良かった』というものだったのだ。

 自分の信じていたものが崩れ落ちる感覚は恐怖としか表現が出来ないだろう。
 これまで積み重ねた努力や尊厳が無駄になってしまうのではないかと憤った。
 その心を救ってくれたのは、兄である暁月だった。
「大人達の言葉は残酷に聞こえたかもしれないけれど、それでも私達は当主として皆を守らなければならない。
 けれど、覚えていてほしい。今まで歩いて来た道は、夜見がしっかりと自分の足で踏みしめたものだ。
 今は見上げた先が暗闇かもしれないけれど、いつかこの路で良かったと思う日が必ず来る。だから、大丈夫だよ夜見。
 迷うなら私の後に着いて来なさい。夜見の行く先は私が照らそう」
 自分が尊敬した兄は、やっぱり誰よりも立派な人だった。
 大人達に言われたからではない。自分の意志で兄のようになりたいと願ったのだ。

https://rev1.reversion.jp/illust/illust/50806
https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/2132

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