公認設定一覧

イーリン・ジョーンズが公開している公認設定の一覧です。

魔力蓄積体質（全員に公開）

イーリンがこの世界に召喚された際に受けた「呪い」のひとつ。血肉の通った人間から、全身が魔力（願望を叶える力）に徐々に置き換わり、人ではなくなっていく。これにより、彼女は今や生きたアーティファクトであり、髪の一本、血の一滴まで魔術師には垂涎の魔術媒体である。症状は成長の停止、血肉の減少による体重の低下、意思の頑迷化、死への恐怖の喪失、個の意識が低下し集団利益を優先するなど多岐にわたる。置き換わりは彼女のレベルアップと、心身の摩耗の繰り返しによって加速する。心身の摩耗度は「カルマ値」と表現される。なお、召喚後4年経過の時点で、置き換わりの結果体重は10キロ減少している。（286文字）

設定中波濤の在り処（全員に公開）

あの奇跡の引き金を担った彼女の心臓。
そこにはカタラァナの波濤そのものが宿っている。（41文字）

波濤の在り処・弐（全員に公開）

リモーネ＝コン＝モスカとの決戦で、彼女と友になろうと手を伸ばした指は、ついぞ触れることはなかった。
しかし、彼女は知っていた。そばにいたいのなら、友達になればいい。
それが、リモーネとカタラァナの違いだと。
それは伝えてあげられなかったが――その「波を受け入れようとした」イーリンには、リモーネの波濤が新たに宿った。（155文字）

関連項目

シナリオ『＜最後のプーロ・デセオ＞傍にいるよ』

友の定義（全員に公開）

イーリンという女は気難しい女である。
友と認め合うのを嫌うからだ。
それは共に歩む、その重さと困難さを痛いほど知っているからである。
何よりも、それが欠けた時の痛みを知っているからである。
故に、彼女を友と呼ぶ相手に、彼女からも友だと応えたのなら。
彼女は微塵の打算もなく、身命を賭すことを厭わないだろう。
――友達って、そういうものよ。（163文字）