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公認設定一覧

志屍 志が公開している公認設定の一覧です。


志を継いだ顛末(全員に公開)
人格とは経験、記憶の蓄積によって形成される。
幼いころの志屍瑠璃が初めて死体から記憶を読み取った事は、まっさらな日記帳に数十年分の新聞を転写するに等しく、写された記憶は脳の中で故人そっくりの仮装人格を成した。
それから十数年、更に多くの死体の記憶を写して生きる過酷な日々、変化に富んだ異世界での生活を過ごし、数多の転写にも揺らがない確かな自我をその内に見出した仮想人格は、役目を終えたとして夢の中で別れを告げ、只の記憶の一つに戻った。

なお、その前後において変化はほとんど無い。目の開き具合が少し増えた事と、私的な状況では『瑠璃』の名は恩人に返したとして『志(こころ、と読む)』と名乗る事もある程度である。
(300文字)

『志屍』について(全員に公開)
幼少期に”大人の仮面”を手に入れた『志屍』は、精神面でまだ未成熟とも言える。
故郷の世界、忍群の管理下では周囲の環境と倫理観とのギャップによる負荷が大きく、仮面の使い方を巧みにして凌いでいた。混沌においては倫理観のままに行動しても咎められる事がほぼなく、自由に動いているため情緒面などが成長している。

ややきわどい事もあるファッションは、子供がアニメ等の登場人物に憧れるようなもので、いわばコスプレ趣味である。『瑠璃』の経験による補助もあり普通に振舞っているが、一旦意識してしまうと実戦経験皆無の無免許がスーパーカーのハンドルを握っていることを自覚してしまい、赤面して突飛な行動をとる事も。
(293文字)
『志屍』『瑠璃』(全員に公開)
故郷の世界で、拷問死した虜囚や死んだ密偵などから情報を引きだすため研究されるも完成する事なく破棄された、蘭学でいう生体データベース『志屍』の隔世遺伝による完成形。

自我は希薄で無機質、命令に従順であるよう作られていたが現代の下忍育成では概ね皆同じため特に目立たず、最初に死体を見つけた時にその記憶と人格を抜き取り、一つの人格として振舞うようになった。『瑠璃』とは最初に見つけた死体の生前の呼称である。

『志屍』から見て『瑠璃』は最初のペルソナであるが、善性故に任務に対して自己矛盾を起こしやすく扱いづらい。
『瑠璃』から見て『志屍』は無垢で従順な少女にすぎず、悪事を為したとしても救われるべきと考えている。
(300文字)
領地について(全員に公開)
もとは召喚直後の志屍瑠璃が、あまりに都合のいいローレットという組織を信用できずに近場で探した仮住まいの場所であり、メフ・メフィートの南西部にある貧民街の一角であり、領地の所有を認められた時に希望し、承認された場所。

何らかの理由で住民が住まなくなった街に貧民や流れ者が住み着いた場所。無人の路路から視線を感じたり、話し声のような音が聞こえたりする場所があり、新しい住人も気味悪がって近づかない場所に志屍はこれ幸いと住み着いた。
仮宿の予定が意外と便利だったので、スラム住民をそそのかして水回りなど生活環境を整えさせた(費用は自腹)。

住環境向上により増えた人口を移した廃鉱跡や隠し里も、住民は同じ名で呼ぶ。
(300文字)
性格・性質2(全員に公開)
(本人は認めないが)秩序と善を尊び、人命を尊重する姿勢は良くも悪くも出身世界が平和に保たれてきたことに起因する。必要ならば命を奪うことに躊躇はしないが、ハードルは相応に高い。
戦闘・殺傷行為は『ほかに対処方法がない場合に行うもの』で、手早く短時間で終わらせたいと考えている。その為には不意打ち騙し討ちも常套、多人数で一人を囲んで叩く事にも躊躇はない。
戦闘者が強敵と戦う際に感じるというひりつくような感覚は、志屍瑠璃にとっては自分や仲間が死ぬかもしれないという恐怖でしかない。しかし、その感覚を楽しむものがいるという事を彼女は理解し、また自分や仲間を巻き込まない限りは尊重もする。
(288文字)
性格・性質(全員に公開)
下忍として受けてきた教育による目的に対するストイックさと合理主義に忍者らしからぬ人間性を併せ持つ。鍛錬や仕事など、これと決めた目標に対しては己を強く律する反面、衣食や遊興などの娯楽には少々羽目を外すところが見受けられる。
仕事として必要であるならば、相手が赤子であろうと殺めることはできる。殺さずにすむ目標については、それが悪人であろうとも生き延びて、できれば善人となってほしいと願ってしまう。

彼女が隠れ住んでいるスラム『幽霊通り』の住人や闇市に出入りする者は、彼女を底抜けのお人よしと称している。無論、彼女はそのことを知らない。
(264文字)

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