冒険
闘技場設定は『練習場』から!
柴犬さんとのんびり散歩
●今日の、柴犬さん
マシュマロみたいなふんわり雲が青空に遊ぶ昼下がり。
幻想のギルドを出たあなたに、柴犬さんがしっぽをふりふりおねだりします。
「く~ん、わぅん?」
柴犬さんはとっても感情がまっすぐで、ピュアな瞳であなたの足元にまとわりついて。
「わんっ」
あそんで、あそんでとアピールしているのは、誰の目にもあきらかなのです。
あなたが頷けば全身によろこび溢れてくるくるまわり、しっぽをぱたぱた駆けだします。
「わう~ん!」
自由奔放、なにものにも縛られないたましいが導くのは、予想不能の未知の道。
ある時は色とりどりの花咲き誇る貴族の庭園、
ある時は上演中の演劇ステージ、
ある時は猫たちの集会場、
またある時は温泉……?
柴犬さんのおさんぽはスキルも何もいりません。気持ちも全身で「たのしい」「だいすき」が伝わりますから、だいじょうぶ。
ただ、どこで何をするのかが、完全に犬の気持ちしだい(確率分岐のランダム)なだけなのです――。
シナリオ:透明空気
参加者一覧 | |
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茶寮 コロル(p3p010506) どたばたロリ店主 |
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オデット・ソレーユ・クリスタリア(p3p000282) 鏡花の矛 |
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センキ(p3p001762) 戦鬼 |
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劉・雨泽(p3n000218) 浮草 |
探索記録
●柴犬さんとお散歩日和
コロルさんを時折ふりかえり、「たのしいね!」という顔をしています。柴犬さんは道をきままに選び、自由にたのしく駆けていきます。
「わんっ」
――うれしい!
柴犬さんの鳴き声は、きく人全員にその喜びをつたえる嬉しそうな声でした。
柴犬さんがおおきな建物をぐるりとめぐり、裏口の戸をわふわふと叩いています。この建物は――?
「はあい」
おばちゃんのあったかな声がして、戸がひらかれると柴犬さんは元気いっぱい、中にはいっていきました。
「あら。だめよ~、つかまえてちょうだい」
おばちゃんがコロルさんにあわてた様子で声をかけました。こうしてコロルさんは柴犬さんを追いかけて、建物の中へ……
●演劇ステージ
せわしなく動き回る人々の間を縫うようにして、柴犬さんを追いかけて。
通路を抜けて、おどろき顔のおっちゃんの隣を走り抜け。
パッ。
眩い光がふりそそぎ――、
(???)
人々が少し離れた場所に並び座って、視線をコロルさんに注いでいます。ここは……演劇のステージ上ではありませんか。しかも、なんということでしょう、今まさに観客がみまもり、役者が熱演している真っ最中の舞台です。
柴犬さんが目をきらきらさせて吠えると、最前列のこどもが「かわい~っ」と言って手をたたくのが視えました。おじさんもおばさんも、いちゃついていた恋人たちも、ニコニコしています。
乱入者にびっくりしていた役者さんは気を取り直したように「アドリブでなんとかするよ」と目配せをして、「その柴犬はわが姫の呪われた姿に違いない、ならば貴様らは――」と台詞をまわしています。
「貴様らは~、え~、……敵かなあ、敵だな、うん!」
役者さん、アドリブはちょっぴり苦手みたいです。兎に角、敵キャラに配役されたコロル さんは役者さんとステージ上で演技することになったのです。
●おさんぽ、継続中
柴犬さんは「ぼうけんたのしいねえ!」という顔で楽しそうに歩いています。
今度はどこにいくのかな?
●ここは、古い洋館ですね
柴犬さんとコロルさんは、古い洋館に迷い込みました。
「おや、ちょうどいいところに」
声がかけられて、視線を向けると召喚されたての旅人だと名乗るおじいさんがいます。
「わしは、はじめての依頼でここに来たんじゃが、この先の悪霊がたおせなくて困っておってのー」
おじいさんはそう言って頭を下げました。
「コロルさんなら悪霊を退治できるんじゃあーないかーのー」
そんなわけで、悪霊退治がはじまりました。
悪霊は、予想外に強いみたいです。
柴犬さんがキャンキャンがうがう、コロルさんをまもろうと奮闘しています。コロルさんはこれ以上は危険だと判断し、柴犬さんを抱きかかえて逃げ出したのでした。
●あぶない、あぶない
「くぅーん、きゅぅん」
しっぽを丸めて反省顔の柴犬さん。
今日のお散歩は、ここまでにしましょうか。
挑戦結果
●お散歩、おつかれさまでした。
柴犬さんは、すこし物足りなそうにギルドのはしっこで丸まってあなたをじーっと見ています。
もっと遊んでほしいのかもしれませんね。
「くぅん、くぅん」
やがて、甘えるように鳴き声をあげて。
「わう!」
おねだりするように、あなたに近寄ってくーる、くる。まわりを走り回りはじめました。
目はきらきら輝いて、しっぽはやんちゃにぶんぶんと。
――ねえ、行こう。
――もういっかい、行こうよう!
柴犬さんは一生懸命、あなたをお散歩に誘うのでした。
戦績
攻略状況:攻略失敗…(撤退)