PandoraPartyProject

特設イベント

竜の胃袋亭でお食事を

●オープニング

●そうだ、ご飯を食べよう
 イレギュラーズとして『混沌』に導かれてから幾日立ったであろうか。
 本格的な仕事の斡旋までは時間がまだ掛かると告げられ、ローレットでの生活にも慣れてきたある日の事。
「そういえば、アンタは明日行くのか?」
 あの日、空中庭園で出会った月原・亮(p3n000006)は椅子に腰掛け、人懐っこく笑った。
「何の話かって顔だな? 竜の胃袋亭で感謝祭が有るって話だぜ」

 ローレットより少し離れた場所に位置する食堂、――竜の胃袋亭。
 広い店内を行くウェイトレスは、戦闘訓練を受けた戦士さながらお盆を持って駆け回り。
 早い旨い多いを誇り、その名の通り竜の胃袋すら満たすと言われる程に盛られた飯の量。
 『王都のおふくろの味』を自称するおばさまが軍隊の様にコック達を取り仕切る、王都の中でも有数の大きな食堂だ。

「明日は店主の誕生日だか何だかってワンドリンクを頼めば、何でも好きなメニューが一品無料らしいぜ!」
 朝には厚切りハムステーキと目玉焼き、オトクなモーニングセットも良いだろう。
 昼のランチも大盛りで、食べごたえは抜群だ。
 大ぶりに切られたお野菜とお肉が口の中でとろける程煮込まれた、濃厚なシチュー。
 朝採れ野菜をたっぷりと使ったシャキシャキのサラダには、フルーツたっぷりのドレッシングを。
 皮目までパリパリに焼き上げられ、甘辛い風味の特製ソースが滴るチキンステーキ。
 果物をふんだんにあしらったタルトは、竜の胃袋亭のデザートの中でも人気の一品だ。
 夜には酒を酌み交わし、仲間たちと団欒の時間を過ごす事も素敵だろう。
 そして、何より。一日の終わりには冷たいエールが染みる!

「いや、俺は飲めないし、飲まないけどな」
 亮は首を小さく振って苦笑を浮かべてから向き直る。
「良かったら行って見るのも良いんじゃないかな、何してたって腹は減るしな!」
 突然イレギュラーとして導かれ、その運命を受け入れざる得ない事となった。
 しかし、何をどうやったって、何があったってお腹は減るものだ。
 世界の運命も大切であろう、自らの使命も大切であろう。
 でも、今日の食事だって大切な事だ。

「さあ、お腹いっぱい召し上がれ」
 店主は笑い、皿を差し出した。

●絲上ゆいこより

 イレギュラーズの皆様、はじめまして! 絲上ゆいこ(しじょう・―)と申します。
 こちらのシナリオでは月原・亮(p3n000006)の誘いで、『竜の胃袋亭』の感謝祭に訪れる事となります。
 平たく言うと、食堂のワンドリンクで一品無料サービスの日です。
 美味しくご飯を頂いて行っちゃって下さいな!
 
 早朝から深夜まで大盛り料理を提供する食堂、竜の胃袋亭。
 朝、昼、夕を選んで頂いて、どのように過ごされるかのプレイングをお願い致します。
 できるだけ一つのシーンに絞ると、ググっと濃厚なリプレイになると思います。

 ファンタジー食堂にありそうな物ならば大体あると想定していただいて大丈夫です。デザート類などもあります。
 おすすめ一押しメニューは、一口噛めば肉汁溢れる絶妙な焼き加減。
 豪快に肉を焼き上げたステーキだそうです。
 飲酒喫煙も可能ですが、未成年の方はご遠慮ください。
 NPCは月原・亮(p3n000006)がいるかもしれないし、いないかもしれません。

 迷子防止のおまじないとして。
 冒頭に、「お相手のキャラクター名とID」または「共通のグループ名」の明記をお願いします。
 キャラクター名はIDさえあれば愛称でも大丈夫です。
 未成年の皆様の飲酒、プレイングが白紙、迷惑行為、指定が一方通行、同行者のIDや共通のグループ名が明記されていない場合等は描写ができませんのでご注意を!

 お一人さまも、わいわい皆で大騒ぎも。
 楽しいお食事の時間をお楽しみ下さい。皆様の素敵なプレイングをお待ちしております!

●備考

・夏イベント『盛夏の残照』シナリオでの同一参加は出来ませんのでご注意ください。

リプレイ

※1 当リプレイの返却はメールで通知されません。
※2 当リプレイはキャラクターの参加・注文状況・履歴には掲載されません。


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