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特設イベント

高原の一日

●オープニング

●大司教の来訪
「ごきげんよう、特異運命座標の皆さま」
 レガド・イルシオンでの生活にもそこそこ慣れ、非日常が日常へとシフトし始めたころ。
 ありていに言えば、『退屈を感じるころ合い』にあった君達の前に、多数の供と馬車を伴い現れたのは、『幻想大司教』と呼ばれる中央大教会の主、イレーヌ・アルエである。
「皆様におかれましては、ここでの生活にも慣れてきたころと思います。本日は、暑気払いのお誘いに参りました」
 にっこりと笑い、たおやかに告げるイレーヌ。
「少々王都より距離はありますが、避暑に最適の高原があります。其方に皆様をご招待いたしたく思います」
 イレーヌの話によれば、そこにはちょっとした森林地帯に、大きな湖、流れ穏やかな河川があり、幻想の避暑地として定番の場所なのだという。
 つまり、ちょっとしたリゾートに遊びに行かないか、という誘いである。もちろん、君たちにとっては退屈を紛らわす良い機会だ。
 とは言え、少々気になるのは、やはり誘いに来た相手である。何せ、大司教直々の誘いだ。なんだか委縮してしまう。
「そう緊張なさらないでください」
 君達の内心を感じ取ったのか、そう言って、上品にイレーヌは笑った。
「本当に、ちょっとした、退屈しのぎのお誘いなのですよ。皆様の本格的な活躍が始まる前に、存分に羽を伸ばしていただきたい、それだけです」
 それに、とイレーヌは言うと、笑顔を見せる。
「我々としても、皆様とは良好な関係を築きたいと思っておりますから」
 その笑顔は、まさに聖女の如き優しさと輝きに満ちているように見えた。
「それでは、どうぞご一考お願い致します。またお会いできるのを、楽しみにしていますね」
 用件を告げると、イレーヌは去っていった。
 走り去る馬車を眺めながら、君達は考える。
 イレーヌの誘いに乗り、高原で羽を伸ばすのも悪くないだろう。

●洗井落雲より

 はじめまして、洗井落雲と申します。

 このシナリオでは、幻想にある避暑地でのリゾートが楽しめます。
 この高原には、以下のような場所があります。

  1.森林地帯
    程よく開けた森林地帯です。ピクニックでお弁当を食べたり、周囲を散歩したりできます。

  2.湖
    大きな湖です。水は澄んでおり、釣りやボート遊びが楽しめるでしょう。

  3.川
    深さは程々、流れは穏やかな大きな川です。川遊びが楽しめます。

 以上の三か所から、遊びたい場所を選んでください。
 プレイングの文字数は有限ですので、全部で……というよりは、一か所に絞った方が、色々楽しめると思います。

 それでは、皆様のご参加をお待ちしております。

●備考

・イレーヌ・アルエはお声掛けいただければ登場致します。お声掛けが無い場合は登場致しません。
・夏イベント『盛夏の残照』シナリオでの同一参加は出来ませんのでご注意ください。


リプレイ

※1 当リプレイの返却はメールで通知されません。
※2 当リプレイはキャラクターの参加・注文状況・履歴には掲載されません。


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