PandoraPartyProject

SS詳細

歴史に消えた女

登場人物一覧

ヴェルグリーズ(p3p008566)
約束の瓊剣
ヴェルグリーズの関係者
→ イラスト

名前:ミレイユ・ファン・ベック
種族:人間種
性別:女
年齢(或いは外見年齢):28(享年)
一人称:私
二人称:貴方、君、呼び捨て
口調:~だな、~だろう、~かい、~だね
特徴:健康的、筋肉質、破天荒、職人肌、不運
設定:
 遥かな昔、勇者王アイオンが存命していた英雄の時代。
 当時、当代随一の才能を持つと謳われた若手天才魔法鍛冶であり、数多の名作を世に残した女傑。
 その革新的で妄執的とでも称するべき鍛冶への情熱は時に極大の失敗を巻き起こし、甚大な被害を生じさせたという破天荒なエピソードでも知られている。
 彼女は突然変異的に生じた天才であり、その生育環境は常人とほぼ変わらなかったという。
 そんな彼女が異能とも呼ぶべき鍛冶の才能に目覚めたのは、村の鍛冶屋の作業を面白がって手伝った事が始まりだった。
 まるで魔法のように信じられない位の手錬を発揮した彼女は子供の身であらゆる技術を身に着け、『村一番』の鍛冶に成り上がる。
 鍛冶という夢に憑かれた彼女は十代半ばには辺鄙な田舎を飛び出して、近隣の都市で名工と称された男に押しかけで弟子入りした。
 ……僅か数年も経たず、名工を軽く飛び越えたミレイユは十代後半に差し掛かる頃には既に噂の俊英になっていた。
 時は武を奨励し、冒険を愛するアイオンの御世。見目も美しい少女だった彼女へ出資を望む貴族スポンサーは後を絶たず、彼女は自身のアトリエを構え、本格的な活動を開始した。勇者王アイオンにメフ・メフィートの宮殿まで呼び出され、謁見を果たしたのもこの頃と言われている。
 彼女の声望は高かったが、無茶苦茶であった為、弟子やパートナーは居なかった。
 二十四の時、ウルカン・ロナードという男と出会う。
『確定申告の得意なタイプの男』は彼女の最良のパートナーとなったのである。
 彼は弟子であり、助手であり、マネージャーであり、パートナーであった。
 ウルカンのサポートもあって、ミレイユに全盛期が訪れる。
 最高の魔剣『ヴェルグリーズ』を鍛え始めた彼女は全精力を注ぎ、この作品の完成を求むるも……
 残酷な病魔は彼女を蝕み、この作品は未完に終わる。
 ヴェルグリーズを仕上げたのはウルカンであり、このウルカンは伝説の名工として混沌史に刻まれる事になる。
 歴史の狭間に見えたミレイユは存在に留まったが、混沌史上最高の天才が彼女であった事を当のウルカンは死没するまで語り続けていたという。

PAGETOPPAGEBOTTOM