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SS詳細

『潜伏の暗刃』、レヴィ

登場人物一覧

アルヴィ=ド=ラフス(p3p007360)
航空指揮
アルヴィ=ド=ラフスの関係者
→ イラスト

名前:レヴィ=ド=ラフス
種族:獣種
性別:男性
年齢(或いは見た目年齢):48歳
一人称:俺(わたし)
二人称:お前、(アルヴァに対して)アルヴィ
口調:~さ、~だ、~だろう、~だな?
特徴(身体):【暗殺者風】【イケおじ】【頬に傷跡】
特徴(内面):【紳士的】【平和主義】【惚れっぽい】【男らしい】【悪気はない】
設定:

 アルヴァ=ラドスラフの父親にあたる人物。暗殺者……に扮したその正体は『逃がし屋』であり、下級貴族ながら現場に赴き、命狙われた人々を秘匿し他国へと逃がしていた。
 その後、暗殺され命を落とした……と、表向きにはなっているが、実際にはかつて命を救った人に窮地を救われ、幻想国外へと脱出。その後は小さな集落に潜伏し、一市民として生きていたようである。

 暗殺者でありながら非常になり切れず、逃がし屋のような中途半端な行動をとっていた。このことからわかる通り、本質的には『いい人』であり、『いい父親』であることに間違いはない。とにかく惚れっぽくて、平然と浮気をしたことを除いて。とはいえ、妻のことは愛していたし、家族のことも深く愛している。本当にいい人なのだ……欠点は大きいけれど。

 足がつくことを警戒した『恩人』の助言もあり今日まで潜伏していたが、アルヴァに起きた事情、そして妻であるルナリアが反転し活動していること――さらにはバグ・ホールの発生といった『世界の崩壊』を目の当たりにし、彼は決心した。これ以上、家族を傷つけさせるわけにはいかない。そして、家族の生きるこの世界を、必ず守り通そうと。
 彼は潜伏していた集落を飛び出し、世界をと家族を救う戦いに身を投じることとなる。

 全盛期はかなりの使い手であったが、長い潜伏期間と『平和ボケ』、さらに非情になり切れない性質は全く変わっていないため、現在の彼はそれには遠く及ばない。そして彼はそれを自覚している。衰えた体力と直感、技の冴えを、これまでの経験と知識で無理やり補っている状態だ。些か歪であるが、歴戦の戦士の戦い方としては充分だろう。

 彼の目的は、家族の救済だ。なれば、アルヴァの、そして魔に堕ちた妻の前にも姿を現すことになるだろう。
 それが、彼らにどのような運命をもたらすのか。それは、まだわからない――。

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