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センポクカンポク。或いは、魂は4週目が美味い…。

登場人物一覧

鏡禍・A・水月(p3p008354)
鏡花の盾

名前:センポクカンポク
一人称:私
二人称:君、貴君
口調:~でしょう、です、ます、~ですな
特徴:巨躯、悪辣、悪趣味
設定:
身の丈8尺に迫るヒキガエルに似た巨躯と、人間のような頭部を持つ妖。
死者が出た家を訪れ、その魂を攫って行くと言われている。

今より100年近く昔に豊穣のとある小村を中心に活動しており、その村では「カサゴットの役病神」と呼ばれ恐れられていた。
死者が出た家の門前に座して3週間の間、しわがれた声で笑い続け、4週間目になると不吉な予言を残して立ち去っていったという。不吉な予言とは例えば「●日後に、誰々が獣に喰われて亡くなる」や「今年の冬には飢餓で大勢の死者が出る」といったものである。

本人曰く「死者の魂は3週間かけて熟成させるのが一番美味いのですな」とのこと。
不吉な予言は、センポクカンポクなりの謝礼のつもりであったようだ。しかし、当時の村人たちはセンポクカンポクの手によって災いが引き起こされていたと考えていた。
センポクカンポク自身が人を殺めたことや災いを引き起こしたことは無いが、山道を行く者の前に背中に人面を背負った不気味な蝦蟇の群れをけしかけて驚かせて遊んでいたという。その様を高いところから眺めて、ゲラゲラと笑い転げていた。

調子に乗り過ぎた結果、忌地の先祖に調伏され、祠の中に閉じ込められた。100年の間、祠の中で眠っていたが、つい最近、解放された。解放された際、その場に居合わせた水月・鏡禍(p3p008354)を目撃。
敵対しても死ぬだけだと悟り、速攻で鏡禍と友誼を結ぶことを選んだ。その後、祠を壊してまわる鏡禍に付き従い、どの祠に、どんな妖や呪詛が封印されているのかなどをナビゲートした。

騒動が終わった後、鏡禍と別れて昔に住んでいた小村へと帰還。しかし、100年の間に村は無くなっていた。土砂崩れに飲み込まれたのである。
村の跡地に遺された慰霊碑を見て、自分が残っていれば村が潰滅することは無かったのに、と大いに嘆き悲しんだという。
現在は新たな住処を求めて、豊穣の各地を彷徨い歩いている。しかし、めぼしい土地には既に別の妖が住み着いているため、なかなか安住の地を見つけられないでいるようだ。住み着く村が無ければ、面白おかしく過ごせない。
「こうなっては、彼に付いていく方が面白いかも知れませんねぇ」
昔も今も変わらない。
美味い魂を喰いながら、面白おかしく生きていきたいだけなのである。

  • センポクカンポク。或いは、魂は4週目が美味い…。完了
  • GM名病み月
  • 種別設定委託
  • 納品日2024年01月03日
  • ・鏡禍・A・水月(p3p008354

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