PandoraPartyProject

SS詳細

黒色ノ加護

登場人物一覧

キドー・ルンペルシュティルツ(p3p000244)
社長!
キドー・ルンペルシュティルツの関係者
→ イラスト

名前:スキンク
種族:人間種(カオスシード)
性別:男
年齢(或いは外見年齢):28(キドーと同い年)
一人称:おれ
二人称:あんた
口調:〜です、〜ます、〜ですよね?
特徴:【キドー】【キドー】【キドー】【刺青フェチ】【傲慢】【強欲】【執着】【人皮コレクター】【愛】【嫉妬】【視力良好】【勘が鋭い】【敬語】【脱ぐと凄い】
設定:
 豊穣出身の人間種。元海賊。派遣会社ルンペルシュティルの仕事中にイレギュラーズとして召喚され、派遣会社ルンペルシュティルのとして働くことを選んだ。本名は六吉むきち。スキンクは同僚につけられた渾名で、彼の右手首に彫られているトカゲの刺青が由来。正直なところ、イレギュラーズになった実感は、スキンクにはまだない。スキンクの日常が、非正規雇用と殆ど変わっていないせいだろう。それに彼はまだ、自分のギフトを知らない。

「おれはいつだって社長に忠実ですよ」
 イレギュラーズになっても、彼は口癖のようにキドーの前でこの言葉を口にする。ねっとりとした奇妙な視線執着を触手のようにキドーに絡ませるのは、それを伝える度にキドーが嬉しそうな顔不敵な笑みするせい浮かべるからかもしれない。

「社長が嬉しそうでおれも気分がいいです」
 最近、社長であるキドーの機嫌が至極、良いことにスキンクは気が付いている。それに自分が関わっていることが何より嬉しくて気分が良いのだ。そして、キドーがスキンクの為にグレイのスーツを仕立てていることも勿論、知っているが、口に出すことは無い。素知らぬ顔でそれを待っている。

「社長、イレギュラーズになったんでおれも一緒に行けますよね?」
 キドーが出かける度にキドーに声を掛けるようになった。キドーが何処に行こうと。ただ、キドーも慣れているようで、スキンクを連れて行くことも、連れて行かないこともある。ただ、空気が読めるのであっさり引き下がることもある。
「……冗談、ですよ、社長」
 同行者がいた場合、ジッとその相手を見つめることもあり、キドーと付き合っているのではないかと言われているとかいないとか。

―――以下、『まだ、知らぬギフト詳細』 
 
 【黒色ノ加護くろとかげ

 スキンクが流した血は空気に触れた瞬間から黒色に変わり、血を流せば流すほどスキンクの身体を覆い、攻撃を僅かに受け流す。それは蜥蜴の体鱗のように滑らかで光沢があり、対峙した者の心を惹きつけるだろう。

おまけSS『不意にそれが欲しいと思った』

「スキンクちゃん! 美味いモンでも食いに行こうぜ?」
「どうしたんですか、社長……」
「あ? どうしたって……スキンクくんによ、おめでてェことがあったろ?」
「そうですね」
「クールかよ!」
「まあ」
「じゃあ、何が欲しい? 言ってみろよ」
「そうですね……社長のピアス。要らなくなったやつで良いんで、おれにくれませんか?」

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