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良き人に拾われ、良き人を演じて
登場人物一覧
- ヴェルグリーズの関係者
→ イラスト
名前:オーディリア
種族:人間種
性別:女性
年齢(或いは外見年齢):20代
一人称:わたし/私
二人称:きみ、~様/貴方、貴女
口調:よ、ね、の?/です、ですね、でしょう?
特徴:メイド、元奴隷、蒼髪碧眼
設定:
幻想貴族ブラウベルク家の使用人。
『リーグルの唄』あるいは『ミーミルンド派による内乱』の初期段階、奴隷として商人に囚われていた。
元はどこにでもいる普通の少女であった。
父がいて、母がいて、妹がいるだけのただの少女であった。
奴隷商に攫われた後、父は殺され母と妹は買われてしまい、一家離散の憂き目にあった。
自分も買われる寸前のところでイレギュラーズの手で解放された。
ヴェルグリーズ(p3p008566)のことは助け出されるときに参加していたイレギュラーズとして覚えている。
その後は依頼人であったテレーゼ・フォン・ブラウベルク(p3n000028)の下、ブラウベルク家に預けられ使用人として採用される。
頭が良く物覚えも早かったため、仕事も直ぐに覚え、性格も良かったため重用されるようになった。
「わたしが重用されるようになった本当の理由、知りたいの? 駄目、教えてあげない」
彼女はいつもそう意味深に笑って応じている。
ある者は言った。
近頃のテレーゼ様は、昔の程にも髪の毛を長く伸ばされたのかと。
ある者は答えた。
あの方は肩ほどの髪を一房纏めてらっしゃるだけだと。
ある者は言った。
近頃のテレーゼ様は、いつになく大人びた微笑を湛えている気がすると。
ある者は答えた。
あのお方はいつものように愛らしく笑うのだと。
「私が重用される本当の理由ですか? 明かさずに済むことを願っておりますよ」
ブラウベルク家を訪れたイレギュラーズへ、そう笑いかける彼女はきっと愛らしく笑うだろう。
空を思わせる青色の髪と瞳の色をした幻想の貴族令嬢は、果たして誰なのか。
そう、彼女は影武者、替え玉として採用されたのである。
器量はもちろんながら
影に日向に
「母と、妹と。いつかどこかでまた会えるかもしれないのです。そのためになら貴族だって演じてみせましょう」
- 良き人に拾われ、良き人を演じて完了
- GM名春野紅葉
- 種別設定委託
- 納品日2023年09月30日
- ・ヴェルグリーズ(p3p008566)
・ヴェルグリーズの関係者