SS詳細
終焉の監視者『???』ユニ
登場人物一覧
名前:終焉の監視者『???』ユニ
種族:亜竜種(?)
性別:女性
外見年齢:十代前半に見える
一人称:わたし
二人称:名前+兄、姉、さん、など
口調:だよ、だよね、かな?
特徴:天真爛漫、好奇心旺盛、食いしん坊、寂しがり屋
設定
覇竜領域の東端に近くに存在する高原『フェーローニア』で発見される
かなり場違いに可愛らしいドレス姿だった。
天真爛漫な性格でよく笑う。
常識はないが聞き分けなどはよく、ほとんど手はかからない。
要するに、かなり良い子である。
「わたしはユニ。たぶん、わかんないけど」
第一発見者のアーリアになぜか良く懐き、アーリアのことはアー
それはどこか鳥類のインプリンティングを思わせる。
「アー姉、あそぼ」
――そこまでは良いのだ。
だが、なぜか並の大人を軽く凌ぐほどの食事量と運動量がある。
不思議なことに、やたらと戦闘能力が高く、俊敏かつパワフルな格闘戦が得意。
擦り傷などに対する自然治癒能力も異様に高い。
強さは周囲の亜竜を叩きのめすほどで、だからこそ生きてこられたのだろうと推測される。
頭には二本の小さな角がある。翼と尾の鱗はピンクゴールド。髪も同系統の色彩。
金鱗系の亜竜種(ドラコニア)に見えるが、正体は不明。
なぜならば、彼女はおそらく何らかの理由で記憶喪失だからである。
亜竜種達の様々な集落で情報を集めたが、全く掴めなかったため、アーリア達イレギュラーズが引き取ることになった。またユニもよく懐いており、保護者が居ない以上は致し方のないことだった。
住居は(イレギュラーズではないから空中神殿経由の転移が使えないため)、覇竜にほど近い終焉の監視者となった。
亜竜種の集落でないのは、様々な理由でユニがかなり
また終焉の監視者は、ユニの妙に高い戦闘能力を生かすことの出来る場でもある。
リーティアやアウラスカルトに見せたが、「知らない子ですね」「知らん」とのことだった。
ただ「鱗やらなにやらの感じは私達に近い印象がありますね」とも。
それはやがてくる不思議な運命の旅を予感させ――
おまけSS『後日のこと』
晩酌でも楽しもうと、アーリアはいつものように「念!」とリーティアを呼んだ。
そして二人(?)で飲み始めて一時間ほど経った頃、突然リーティアが言いだしたのだ。
「あの。あーちゃん、私ね」
「どうしたのぉ?」
「あれからユニちゃんのこと考えてたんですが」
「ずいぶん急ねぇ。大丈夫よ、なあに?」
「ええと。いいですか、落ち着いて聞いて下さい」
「……(何の真似かしら)」
「あの、もしかしたら、ですよ」
「うんうん」
「あの子、
「レグ、イン……なんて?」
「もしかしたら、
「――!?」