SS詳細
『綜結教会練達支部長』ジャック・カリギュラ
登場人物一覧
- 長月・イナリの関係者
→ イラスト
名前:ジャック・カリギュラ
種族:人間種
性別:男性
年齢:45歳
一人称:おじさん
二人称:キサマ
口調:~ですね、~です、~ですか
設定:
綜結教会支部長の一人。
天義を管轄している。
マイペースな皮肉屋。やや協調性に欠けるところがある。
元は純朴な正義漢であり、また天義の異端審問官だった。
過激な職務だったが、正義をあまねく広めるためと信じていた。
富める者も、貧しい者も、哀れな母子も。異端とあらば厳しく処断した。
しかしあるときに赤子を審問し、処刑した際に疑問を抱く。
赤子など、未だ思想も信仰も持たないのではないかと。
なのになぜ異端と断じることが出来るのかと。
背後を調べれば当時の枢機卿(アストリア)一派の腐敗が露呈した。
政敵の排除に、都合良く利用されていたのである。
ジャックはこの事実を受け止めきることが出来なかった。
そして彼は変節した。
酒に溺れ、薬物に手を染め、あえて無辜の民を選んで異端審問の元に処断した。
いつしか『禁忌』と『それを破ること』へ異常な執着を見せるようになっていた。
処断相手から資産などをくすねては枢機卿の派閥へ貢ぐことで、立場も確保した。
ジャックは連続猟奇殺人鬼となっていた。
善人の人生、子供の未来、新たな進展など、尊ければ尊いほど、破壊するのが面白かった。
破ってはならぬ規範を侵す事にこそ愉悦を感じた。
だが天義決戦のどさくさで、姿をくらませることとなる。
明るみとなれば最後、自身がどうなるかなどわかりきっていたからだ。
一年ほどの後。『人体を死なせない技術』にも優れていたジャックは、綜結教会に拾われることとなる。
数々の非道な人体実験へ多大に貢献したジャックは、教会の幹部の一人となった。
武装はリボルバー拳銃に見える魔道具であり、おそるべき威力の魔弾を多数操る。
彼自身は魔導師としての才はないが、自身も薬物で肉体改造しており、体術にも優れる。
現在の目的は『世界の破滅を見届ける』こと。
禁忌は破ってこそ価値があり、究極の禁忌とは世界それ自体の破壊だと考えたのだ。
そんな快楽を得るために、ジャックは教会の悪事に荷担し続けている。
- 『綜結教会練達支部長』ジャック・カリギュラ完了
- GM名pipi
- 種別設定委託
- 納品日2023年08月14日
- ・長月・イナリ(p3p008096)
・長月・イナリの関係者
※ おまけSS『台詞など』付き
おまけSS『台詞など』
「この場所に入るな、このボタンを押すな……人を殺してはならない、物を壊してはならない。ルールをこの世界の常識を一切の良識など無く踏み潰す……実に素晴らしい、実に爽快です。禁忌とは破るために存在しているのさ!」
「おじさんは普通じゃないのさ、どうしてこんな性格になったんだか……悲しいね。寂しいね……せめて、次の世界ではおじさんの様な普通ではない人達が生まれない世界である事を願っているよ」