PandoraPartyProject

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想色は遠く

登場人物一覧

ヴェルグリーズ(p3p008566)
約束の瓊剣
ヴェルグリーズの関係者
→ イラスト

名前:ジャレッド・エセルバート
種族:旅人
性別:男性
年齢:31歳(セオドリックと同年)
一人称:俺
二人称:お前、君、~さん、セオドリック、フェネリー、ティナリス
口調:だ、だろ、だろう?
特徴:黒髪紫瞳の黒づくめの男。
設定:
 天義貴族グランヴィル家の傍流、エセルバート家の養子でティナリスの叔父セオドリックの友人。
 10歳の時に異世界から召喚されて彷徨っていた所をエセルバート家に拾われた。
 エセルバート家はグランヴィル家の暗部を担う。
 諜報、情報操作、時には暗殺なども行うのだ。
 その為には『身元の分からない旅人の子供』は都合が良かったのだろう。

 エセルバートに伝わる魔道具との契約により、グランヴィル家の為に力を行使する時、黒霧を纏わせる事ができる。
 黒霧は闇に身体を潜ませるには有効であった。
 元々、暗殺者としての適性があったこともあり、ジャレッドはエセルバートに養子として迎えられた。
 同い年のフェネリーとは少しだけ生まれ月が遅いので、ジャレッドが弟である。

 他人に期待もしなければ執着もしないので、基本的に人当たりは良い。
 ティナリスの父パーセヴァルが死に、セオドリックが当主となった時に友人から『自分の命よりも大切にしなければならない者』となってしまった事には少しだけ悲しさを覚えた。セオドリックとは何のしがらみも無い友人で居たかったからだ。

 フェネリーが本当は優しい性格であるのを知っている。
 それ故に、エセルバートの役目に苦悩していることも。
 だから、少しでもフェネリーの心が軽くなるように自分が率先して汚い仕事を引き受ける。

 ふと思い出すのは、学生時代。
 セオドリック、フェネリーと一緒に何気ない日々を送った。
 馬鹿みたいな会話で笑い合った、あの校舎に反響する声がいつまでも続くといいと思っていた。

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