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『燎貴竜』シグロスレア

登場人物一覧

ルカ・ガンビーノ(p3p007268)
運命砕き
ルカ・ガンビーノの関係者
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名前:『燎貴竜』シグロスレア
種族:竜種
性別:男性
外見年齢:20代後半
一人称:私、我輩
二人称:お前、ベルゼー様、種族または二つ名呼び、(竜種以外には)貴様、下賎の者
口調:だ、だろう、であるな
特徴:将星種『レグルス』、エルダーゴールドドラゴンの類種
設定:
 金嶺竜アウラスカルトの系譜のレグルス。竜種としての格はアウラスカルトには劣るが『上位存在』であると自らを驕る。
 劣等種たる竜以外の存在を非常に毛嫌いし、下賎たる者として『竜以外』を見下している。
 上位存在であるが故、壊し、侵し、犯し、掠め、殺戮の限りを尽くす。思うが儘に力を振るい、暴虐の限りを尽くしてこそ己が力の証明になると認識している。
 竜であることに強い矜持を抱いている為、決して敗北は許さず、軍門に降ることなど以ての外。
 故に、己が系統である『エルダーゴールドドラゴン』のバシレウス、只一人の姫君であったアウラスカルトが人間なる劣等種と『お友達ごっこ』をしている事を知り、酷く憤った。
 情けもなく劣等種達に甘えている彼女をバシレウスとは認めず、只のアウラスカルトとして認識している。

「バシレウスの姫君とあろうものが、下賎の者にうつつを抜かすとは……。
 その気品を損なう行動には罰を。我輩が引導を渡さねばならんな、『アウラスカルト』」

 非情に悪辣な性質をし、ベルゼーに言わせれば『竜』そのものの奢りを煮詰めたかのような男である。
 しかし、一度力を認めた者に対しては、敬意を持つ。300年ほど前に『暴走した』ベルゼーを前にして、本能的に彼はベルゼーを『同等の種』として認めたのだそうだ。
 冠位魔種であろうとも竜種に勝利することは難しい。だが、レグルスであった男は暴食の飽くなき欲求を前に平伏した。
 その強すぎる欲に魅せられた、と言うべきだろう。
 巻込まれんとした男を救ったのは同じ系譜を有するバシレウスの『女王』であり、彼女亡き後は姫君を教育してみせると誓ったが……現実はこの有様だ。 
 糺さねばならぬ。
 教え込まねばならぬ。

 人間などと言う劣等種は、下賎の者は蹂躙してこそだ。
 小枝を折るように骨を折り、腑を引き摺り出し獣の餌にしてしまえ。そうしてこそ初めてその価値が分かるのだ。
 対して『愉しませてくれる』相手ではないものに、成竜に毛も生えた程度の世間知らずの姫君が敗北を認めるなど――莫迦らしい。

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