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SS詳細

緋色の弾丸

登場人物一覧

コルネリア=フライフォーゲル(p3p009315)
慈悪の天秤
コルネリア=フライフォーゲルの関係者
→ イラスト

名前:アエミリア
種族:カオスシード
性別:女性
年齢:不明
一人称:アタシ
二人称:アンタ
口調:~だわ、~でしょう、〜よね
特徴:黒髪、強気、素直じゃない、強情、根は真面目

 マチルダとスコーピオの実子。
 コルネリアとは幼少期を共に孤児院で過ごしており、歳が近いこともあって仲の良い友人であり、姉のようにも慕っていた。
 マチルダが病に伏した折、スコーピオがアエミリアを預かることとなり、一足先に孤児院(家)を出て傭兵業を手伝い始めた。この時コルネリアとは別れの言葉を交わすことができず、再会を約束にスコーピオへついて行った。
 しかしマチルダの訃報に父と孤児院へ戻った時、コルネリアは行方不明扱いとなっていた。孤児達はマチルダがあらかじめ移転先の手配をしていたが、コルネリアは他の孤児を見送ったのち、誰もその姿を見ていないという。

 アエミリアが次に彼女の名前を聞いたのは、皮肉にも父を手にかけた相手としてである。その情報には父が自身の殺害を依頼したことも、コルネリアの想いも載ることはなく、ただ事実のみが書かれていた。
 マチルダの死を見届け、己が父を手にかけたコルネリアに対し、アエミリアの心を占めたのは激しい憎悪と復讐心である。

 スコーピオの死後、そしてコルネリアの名前を聞いた後もアエミリアは傭兵業を続けている。スコーピオ存命中から1人で動いていたことも多く、生活には困らなかった。
 基本的には幻想に拠点を置いている。しかしコルネリアの行方を探し、仇を取るため、敢えて各国へ向かう依頼を受け、依頼ついでに情報収集も行っているようだ。
 大人の女性に成長し、子供特有のあどけなさを武器にはできなくなったものの、小柄な身を活かした戦闘とその実績により、傭兵としての名は上げている。標的を睨み据える赤の瞳から『緋色の弾丸』と称されることもある。
 コルネリアの名前と足取りこそ聞くものの、そこから先が掴めず、本人へはまだ至っていない。

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