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し、死んでる……!?

登場人物一覧

ヴェルグリーズ(p3p008566)
約束の瓊剣
ヴェルグリーズの関係者
→ イラスト

名前:ミロシュ・コルビク・フィッツバルディ
種族:人間種
性別:男
年齢:31
一人称:私
二人称:君、~くん、~様、~卿、呼び捨て
口調:~だ、~だろう、~だな?/~です、~ます、~ですか?
特徴:神経質、潔癖症、猜疑的、策略家、癇癪持ち、貴族主義、選民主義
設定:
 フィッツバルディの後継候補が夭逝した事から本家に呼び戻された所謂傍流の出。
 その中でもミロシュは取り分け、選ばれた人間であるという自負が強いタイプであり、まさに幻想の貴族を煮詰めたような『フィッツバルディらしい人物』と呼べる。
 母方の生家が政治的闘争に敗れた事から先述の不遇を囲っていたが、実家に当たるコルビク家はそれでも虎視眈々と後継の座を狙っていたようだ。極めて選民的であり、貴族主義の強いミロシュの人格は実家の野心と教育方針から生まれたものでもあるが、彼の本質がそこから遠いと言えるものではない。
 ひょろりとした長身痩躯であり、肉体的な膂力には然して優れないが、その分頭が切れる所があり、政治面、交渉面の実務ではレイガルテにも信頼を置かれているようだ。しかしながら、同格や格上に対して丁寧な仕事をする一方で、格下と見做した人間や事象に対しての当たりは強く、それは兄(アベルト)の比ではない。
 あれこれと策略を巡らす事に長け、父親譲りの政治力を発揮する局面も多いが、詰めが甘い事も多く、極端に神経質な性格から癇癪を起こす事もしばしば。
 特にその神経質が酷く発揮されるのは病的なまでの潔癖症であり、手袋をしなければ大半のものに触れられない。
 本質的には『貴族以外の人間』は総じて嫌いという部分が原因なのだが、一族である兄妹とは当然のように折り合いが悪い。
 その勘気に触れた事から手討ちにされた使用人や庶民も多く、市井での人気は『実にフィッツバルディ』としか言いようがない。
 但し、自分にとって有用な者、自分が気に入った者に対しては妙な寛容さ、鷹揚さを発揮する所もあり、父親との血縁を感じさせる部分も多い。
 ミロシュは不安定な人物だが、父親の事は尊敬しているようだ。
 年齢的な事、男子である事もあり、後継レースではアベルトの対抗馬と目される。
 コルビク家が全力のバックアップをしており、諸派からの後継支持のムードはかなり高い。
 湿度が高く嫌味や皮肉の強い口調が特徴的。
 総評して、殺人事件の起きる洋館で第一の犠牲者として見つかりそうな人である。

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