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『白璧の微瑕』

登場人物一覧

仙狸厄狩 汰磨羈(p3p002831)
陰陽式
仙狸厄狩 汰磨羈の関係者
→ イラスト

名前:璆鏘(きゅうそう)
種族:鬼人種
性別:男性
年齢:21歳
一人称:俺
二人称:お前
口調:~だ、~だろ? ~だよな!
設定:
◎経歴・能力
 鬼人種の青年。弥鹿と同時期に召喚された神使でもある。
 性格は明朗快活で真面目。どこか未熟さ(少年っぽさ)を感じさせる――が、武において様々な努力を続けている彼は、里の者から信頼されている様だ。
 何事に対しても懸命な熱血漢で、曲がった事は許せないクチ。
 ちょっとお調子者な面もある。

 弥鹿と同じく、仙術格闘『五咲拳』の使い手である。
 得意技は、結晶化の土行術を駆使した戦闘術……というよりも『五咲拳』の根幹にある五行の技の内、土行の技しかまともに行使できない偏りまくった才能を持つ。
 本人曰く、『まともな戦いがギリギリ出来る程度の落ちこぼれ』――だが。実際は弥鹿の見立てでは『いずれは、土行の技のみで私を越える可能性を持つ逸材』と評される才覚が眠っている。尤も、調子に乗る性格であるが故に言わないが。
 実は将器を有しているが自覚は無い。はたして開花する日は来るか否か。
 ――或いは彼のその才が必要とされる時は、相応の危機の際かもしれぬが。

 なお兄弟子である弥鹿の事は『弥鹿の兄貴』と呼んで慕っている。師である琳瑯の事も同様に慕っており、弥鹿と共に彼女の事を支える事を生き甲斐に感じている様だ。普段は主に、弥鹿のサポートや里の護りを担当しており、弥鹿が安心して遠出できる要因の一つである。
 ただ時折、琳瑯からなどの命によって里の外に使いとして出る事もある……が。
 何故かそういう時に限ってトラブルに巻き込まれたりもする事が多い様だ。
 本人の過失など一切なく、純粋に歩いてるだけで何がしかの事態に遭遇する事も。弥鹿からは『璆鏘は歩けば棒に当たるね』なんて、からかわれる事もあるとか。

 実は、鬼人種としての特徴である角が欠けている(全く無い訳ではなく名残はある)
 これはかつて過去に行われた『ある迫害』の結果によるものであり……彼の明るい性格は、そんな逆境の中で命を繋ぐ為に培われた『無理やり構築されたポジティブシンキング』によるものである。
 陽気なる言動の全てが嘘と言う訳ではない。
 しかし歪なる環境下で培われた性格は、歪に彼を維持するだろう。
 ――彼は陽気である以外の感情を上手く引き出せない。
 その事に気付いているのは琳瑯を含めた一部の者だけである。

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