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駆け抜ける緑風

登場人物一覧

アレクシア・アトリー・アバークロンビー(p3p004630)
大樹の精霊
アレクシア・アトリー・アバークロンビーの関係者
→ イラスト

名前:イネッサ・ルスラーノヴナ・フォミーナ
種族:獣種ブルーブラッド
性別:女性
外見年齢:10代(実年齢「女性に聞くものではないでありますよ」)
一人称:自分、(プライベートでは)アタシ
二人称:大佐殿、貴殿、(下官には)呼び捨て、(プライベートでは)キミ、アレクシアチャン
口調:~であります、~でありますか?、ですます口調
特徴:スチールグラード都市警邏隊、白狐、明るい
設定:
 ゼシュテル鉄帝国軍人の女性。階級は少佐、所属はスチールグラード都市警邏隊。アレクセイ大佐の部下に当たる。
 フォミーナ家は代々鉄帝軍人の家系である。当主である父は帝都から離れた領地でその手腕を揮い、文武に優れた兄も父の片腕として居る為、家を継ぐ必要のないイネッサは帝都で自由に過ごし、人々の生活を守るために軍部に身を置いている。……稀に思い出したかのように「お前ももう良い年頃なのだから」と父から何かを催促するような手紙が届くが、全て仕事の忙しさを理由にして無視を決め込んでいるようだ。
 明るく別け隔てのない性格だが、軍に所属する以上少し堅めの敬語のほうが何かと困らないだろう……と若い頃に現在の口調にしたため部下にも堅めに話すが、プライベートでは「ですね」と少しくだけた口調になる。
 上官たちからの印象は『大きな問題点は見られないが、やや前のめり』。だが、部下たちからの評判は良い。

 アレクシアとの出会いは、シレンツィオ・リゾートで。
 鉄帝がまだ騒乱の最中では無かった頃、仕事で向かったその地での短い休暇の最中、観光客で賑わうカフェで相席をしたのだ。
 片や深緑に籠もっていた幻想種。片や雪に鎖された国の軍人。
 互いの知らない国や人々の話、そしてリゾート地の空気がふたりを親しくしたのだった。

 新皇帝着任後、新皇帝に反発したアレクセイ大佐がスチールグラード都市警邏隊部隊を独立させたが、イネッサは変わらず所属している。彼女の直属の部下たちも彼女を信じついてきており、日々帝都内で暴れる暴徒や魔物の鎮圧や、反政府組織等の撃滅にあたっている。
 軍上層部等に何らかの思惑があったとしても彼女は鉄帝国を心から愛しており、そしてこの身を帝国に捧げ殉ずる覚悟で職務についているのだ。

「寒くないのか、でありますか? 鍛えておりますので――いえ、冗談でありますよ? ご心配召されずとも警邏や戦場ではもっと着込んでおりますので、大丈夫でありますよ」

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