SS詳細
疾風の赤
登場人物一覧
名前:スカルレッド
種族:人間種
性別:男
年齢(或いは外見年齢):20歳程度
一人称:俺
二人称:お前、名を呼び捨て
口調:~だ、~だな、~だろ?
特徴:長身、細身、ドライ
設定:
朝焼けのような赤髪と新緑を思わせる緑の瞳、中世的な顔立ちが特徴的な青年。ひょろりと長身で、比較的細身である。気難しい顔をしていることが多い。
ウェスカー傭兵団のメンバーであり、ヴィクトールを父と慕うミロン・ウェスカー団長の友人。入団してからの付き合いであるが、弟の様に思われているのかよく構われている。
誰に対しても懐くということはないが、気を許す程度の距離感になることはある。ミロンもスカルレッドが気を許している1人。
争いごとを諫める時は口ではなく拳で黙らせる脳筋。一応本人も平和的解決を望む意思はあるのだが、
ラド・バウC級闘士でもあり、二つ名は『疾風の赤』。
反応と回避力を生かした短期戦を得意としており、その戦法と赤髪から――もしくは相手の返り血を浴びた姿に――二つ名がつけられたという。
元々はミロンと同じ鉄帝のスラム出身で、親の顔は知らない。過去にあったというスラム襲撃の折にスカルレッドを置いて逃げたのだと聞いている。
正直な所、その言葉通り逃げたのだとしても、本当は自分を守って殺されたのだとしても、或いは他の真実があるのだとしても――スカルレッドにとって、もはや赤の他人としか思えない。今後真実が見つかるとしても、それはスカルレッドを動揺すらさせないだろう。
スラムで1人生きていくことになったスカルレッドはガタイが良いわけでもなく、早々に相手の攻撃を避けることを覚えた。そうでなければあっという間に吹き飛ばされて死んでしまうから。スラムでは強奪に伴う暴力は日常茶飯事だ。
勝つためには戦闘手段も武器も選んでなどいられない。短剣、トンファーなど小型~中型の武器を得意とするが、いざとなれば素手でも戦う。
スラムを襲撃された折にはまだ赤子と言ってよい齢であった。故にヴィクトールの姿は知らない。傭兵団へ入ってからミロンにこれでもかと
そしてミロンが消息を探していことを知っているスカルレッドは、ヴィクトールに会えばそのことをミロンへ伝えるだろう。