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Knight’s Pawn

登場人物一覧

スティア・エイル・ヴァークライト(p3p001034)
天義の聖女
スティア・エイル・ヴァークライトの関係者
→ イラスト

名前:クラフティ・スピラーレ
種族:魔種(元人間種)
性別:男性
年齢:28歳
一人称:俺
二人称:君/~殿
口調:だ、だろ、だろうな
特徴:元・天義騎士団所属
設定:
 聖教国ネメシスの聖騎士団に所属していた青年。リンツァトルテ・コンフィズリーやイル・フロッタの先輩でありエミリア・ヴァークライトとは同窓。
 冥刻のエクリプスの際にはエミリア達と共に事件解決に奔走。後輩であるイルやリンツァトルテを支える事にも注力していた。
 だが、クラフティは自身の妻である聖職者のアメーリアが枢機卿アストリアこそが正義であると国家に反旗を翻したことで前線を離脱することになった。
 アメーリア・スピラーレは自身の権限で動かせる聖銃士達と共に国家を暗澹と終焉に導く為に活動し、クラフティの手によって『断罪』された。
 その際にアメーリアは彼にこう言ったのだという――「私を殺したことをお前は後悔する」と。
 その言葉の通り、クラフティは酷い後悔に苛まれた。国家を救う為に断罪の刃を振り下ろした妻の腹には新たな命が宿っていたのだ。
 男は酷く後悔し、その精神を闇へと堕とす。騎士を辞し、引き留めるイルたちの声も遠ざけて一人で屋敷に籠もるようになったらしい。
 その後、男の姿を見た者は今は居ないと言われているが……現在のスピラーレ家は荒れ果て、クラフティは何処かへと身を隠したようである。

 クラフティの妻である故・アメーリアはイルの生家のフロッタ家の親戚筋に当たる。正義を志すイルをアメーリアは「その心は神に届きますよ」と幾度も口にしていたらしい。
 アメーリアはあの時、可愛い親戚の娘を手の内に引き入れ、国家転覆を狙ったのだろう。其れがどうしてなのかはクラフティは分からない。
 だが、国の在り方を変えるためには強引な力も必要なのだろう。アドラステイアなどを許すこの国は弱体化してしまった。
 故に、クラフティは秘密裏に私兵を呼び寄せ、何時の日か国の強化を狙っている。その為には人になど任せては『真の正義』は遂行されやしない。
 アメーリアが言って一通り、この国は「可笑しい」のだ。正すためには、全てを破壊して1から始めなくてはならないのだから。

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