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ペレダーチア団長

登場人物一覧

長月・イナリ(p3p008096)
狐です
長月・イナリの関係者
→ イラスト

名前:ペレダーチア団長
種族:人間種
性別:男性
年齢:不明
一人称:私
二人称:貴方
口調:~なのだ、~なのです
設定:
鉄帝国首都スチールグラードを一世風靡したサーカス団『大回天事業』。
その団長にして皆の人気者、それがペレダーチア団長である。
本名不明、彼を知る人は『ペレダーチア(歯車)団長』あるいは『ハカセ』と呼んでいる。
機械仕掛けの演目は大迫力、普通の人間では不可能な演目すらも軽々とこなすダイナミックな姿を見る為に、彼のサーカスは毎回の様に満員御礼である。

「私は皆さまが大好き!大好きなのです!貴方が、子供達が、動物達が、生き物達が大好きなのです!彼らを切開し、彼らを暴き、彼らを書き換え、彼らを創り出す、生命の神秘はこの程度ではない、もっと賢く、もっと強く、もっとダイナミックに、もっと理想的にコントロール出来るはず、この世界を理想郷にする事が出来るはずなのです!」

そんな彼の正体は、鉄帝軍により極秘で行われていた機械化兵士作成計画の主任研究員。
かつてギアバジリカ事件によって大量に発生した改造人間を解析し、それを意図的に作成することを目的とした彼は……ついにその実験を成功させてしまう。
だが機械化した改造人間は人格に大きな悪影響があるとして軍は研究を凍結。反発した主任研究員である彼は全てを没収し投獄される……はずだったが、当時完成していた改造人間、通称『サーカス団』を使って脱走する。

彼は自らの脳にも機械化を施し、その能力をブースト。
人類世界への愛は歪み、人類を改造しよりよい機械に置き換えるという思想を抱き始める。
そうして始めたサーカス団『大回天事業』。
小型飛行円盤である『ハウニブⅤ』に乗って大演説をしながら機械じかけのサーカスを見せつける日々。
活動を好意的に見る者も現れ、仲間も増え、規模は膨らみ――やがて軍にその活動が見つかって投獄されることとなる。

狂気のサーカス団は牢屋の中。もう町は安全なのか?
いや、そうではない。
鉄帝国が乱世へと転じ、全ての囚人が釈放されてしまったのだから。

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