SS詳細
修羅姫アヤセ
登場人物一覧
- 不動 狂歌の関係者
→ イラスト
名前:
種族:旅人
性別:女性
年齢(或いは外見年齢):20代
一人称:アタシ
二人称:アンタ、呼び捨て。狂歌に対しては、たまにふざけて狂歌チャン
口調:~だよ、~だねぇ、~かい?
特徴(外見):【おっぱい】【引き締まった体】【妖艶】【いいにおい】
特徴(内面):【超強気】【バトル中毒】【両性愛】【好色】【美声】
設定:
和風世界『
天華は戦乱の最中にあり、彩世はその中で覇を争う勢力の一つ華幡家の姫として生まれた。
天華においては姫であっても将となるのが常であり、彩世もその例に漏れず武人として鍛えられ、戦場に出た。結果、姫であることよりも将として戦場で闘うことに、魅入られたように夢中となる。勇猛果敢に敵陣に突入し、死体の山を築き上げる彩世を、周囲の勢力は『華幡の
混沌に転移させられた彩世が狂歌と初めて出会ったのは、狂歌が村を出てまださほど日が経っていない頃だ。
その時には彩世は山賊団の頭領となっており、周囲の村々を荒らし回っていた。その被害を放っておけなかった狂歌が、山賊団の撃退を買って出たのだ。狂歌の活躍により山賊団自体は壊滅したのだが、頭領である彩世を倒すことは出来なかった。
彩世はその後、徒党を組むことなくカムイグラを旅し、時に味方として、時に敵として、度々狂歌の前に現れた。もちろん偶然ではなく、そうなるように彩世が動いてのことだ。
実のところ、見ず知らずの誰かを護らんとして山賊団に独り対峙した狂歌の善性に、彩世は眩しさを覚えて憧憬と恋慕の念を抱いている。戦乱の天華には――少なくとも、彩世の周囲には――そうした性質を持った人物はおらず、無数の敵兵を殺めてきた彩世自身もそんな性質は持ち得ない故だ。だが、彩世は自身のその感情を認識してはいない。
狂歌がイレギュラーズとなってからは、彩世とカムイグラで遭う機会は減った。それに無聊を感じた彩世は、カムイグラを出て大陸に渡った。そして鉄帝に至り、ラド・バウの闘士となる。その闘いぶりから『修羅姫アヤセ』と呼ばれるようになった彩世は、短期間でB級闘士にまで駆け上がっていった。
――だが、冠位憤怒バルナバスが鉄帝の新皇帝となってから程なくして、彩世はラド・バウから行方を晦ませた。