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ワネギウス。或いは、ワタリガラスの数奇な半生…。
登場人物一覧
- セレマ オード クロウリーの関係者
→ イラスト
名前:ワネギウス・モントフィン・スターニス(40年前の姿)
種族:人間種(当時)
性別:男性
年齢:10代前半
一人称:ぼく
二人称:きみ、あなた
口調:~だよ、~かい、~だね
容姿:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/38057
流儀:ぼくは何も差し出さない。
欲望:死ぬまでずっと幸せでいたい。
特徴:小柄、華奢、病弱、黒髪、陰鬱
設定:
ジュアンの弟子であり、セレマにとっては弟弟子にあたる少年。
かつてセレマと共に探求と獲得の旅路に同行“させられた”見習い魔術師の一人。
彼に魔術の素養は欠片も無かったが、ワネギウスの存在がセレマとジュアンの旅路において大きな助けとなったことは事実だろう。彼は生まれ持った商売と算盤の才能を遺憾なく発揮し、旅に必要となる莫大な経費を稼いで見せたのだから。
ワネギウスは臆病で卑屈で心優しく善良。そして欲の薄い人物だった。
本来であれば、彼は貴族の5男として何ら不自由なく、けれど大した評価を得ることもないままその生涯を終えただろう。
彼の人生を大きく変えた原因があるとするのなら、それはセレマと出会ったことだ。
自分の役目や意味を見出せず過ごすワネギウスに、セレマは自己を投影し、同情と共感を覚えたのである。
ジュアンは当初、ワネギウスとその家族を騙し、利用し、すべてを奪うつもりであった。しかし「何と引き換えにしてでもワネギウスを傍におきたい」というセレマの願いを、気紛れ半分、京楽半分に受け入れたことで彼は屋敷から連れ出されることになる。
ジュアンに振り回されセレマに面倒を見られる、奇妙なトラブル続きの旅をワネギウスはそれなりに楽しんでいたようでもあった。
少なくとも、旅の仲でセレマはワネギウスを“ワーニー”の愛称で呼ぶほどには親しい仲となっていたはずだ。
旅が終わり、ワネギウスは自らの領地へ戻ることになった。
別れ際、セレマは彼と「いつか君に逢いに行く」という約束を交わした。
ジュアンは彼に“欲望の卵”と呼ばれる呪具を、セレマに内緒でプレゼントした。
なお、セレマは何らかの契約の代償として、ワネギウスと交わした約束の記憶を喪失している。
ワネギウスは空を自由に舞う鳥を、他の何よりも愛していた。
現在、ワネギウスの一族が治める領地は地図に無い。
代わりに「カラスの怪物が統治する」と言われる立ち入り禁止の区画がそこにあるらしい。
- ワネギウス。或いは、ワタリガラスの数奇な半生…。完了
- GM名病み月
- 種別設定委託
- 納品日2022年08月25日
- ・セレマ オード クロウリー(p3p007790)
・セレマ オード クロウリーの関係者