PandoraPartyProject

SS詳細

<宵の狼>餓えたる狼

登場人物一覧

恋屍・愛無(p3p007296)
愛を知らぬ者
恋屍・愛無の関係者
→ イラスト

名前:ルルフ・マルス
種族:魔種(元獣種)
性別:男
年齢:43
一人称:オレ
二人称:オメェ、テメェ、呼び捨て
口調:だ、だぜ、だろう?
特徴:傭兵団『宵の狼』幹部、強欲の魔種
設定:
 恋屍・愛無が嘗て所属していた傭兵団『幻戯』に嘗て所属していた経歴を持つ『裏切者』
 団長であったルウの在り方を酷く厭い、彼女から『幻戯』を奪い去り殺害するためにと魔物との接敵を手引きした。
 壊滅した『幻戯』の中では誰が手引きしたのかは定かではないが、本来ならば遭遇するはずのない(居るはずのない)錬金モンスターとの接敵は誰ぞかが仕込んだことであると噂される。
 非常に狡猾で獰猛。傭兵団『凶』のハウザー・ヤークよりも尚、己こそが獣種で最強であると信じて疑わない傲慢さと強欲さを合わせて持っている。
『幻戯』に所属する前にハウザーとやりあいこっぴどくやられた事があるため、彼を恨んでいる。
 また、その様子を確認してからルルフを救う為に手を差し伸べたルウナの事も「舐め腐った女」として認識したらしい(恩人という理解はしなかった)

 現在は傭兵団『宵の狼』に所属し幹部の一人として団を取り仕切っている。その理由も、幻戯を壊滅させる切欠となったモンスターを作成した『博士(ピオニー)』への協力という名目である。
 そして団の掲げる目的である砂の都ラサを手中に収めることにも非常に同意している。ハウザーを降し、あの赤犬さえもを殺してしまえば自身こそがラサで最強になれるからだ。
 その為ならば深紅の女王リリスティーネの配下として扱われたとて構いやしないと考えている。だが、本人の認識の中では「胡散臭い女」でありリリスティーネそのものを好意的に見ているわけではない。
 あくまでも己の目的のためにルルフは動いている。その手にラサを収めた暁には不必要となったリリスティーネもピオニーも、傭兵団の団員さえも殺し尽くせば良いのだから。

 周囲の被害などを考えることのない戦い方で辺りを蹂躙する。獣の牙を突き立て、肉を喰らい弱い者は搾取されて当たり前だとも叫ぶ。
 そうならないために強くなった己は嘗ては搾取される側だったのだ。そんな過去さえ捨て去って、男はただのケダモノとして砂漠を荒し続けているのだった。

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