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テオフィール。或いは、時よ止まれ、恋とはかくも美しい…。
登場人物一覧
- セレマ オード クロウリーの関係者
→ イラスト
名前:"求血鬼"テオフィール /サン・テオフィール・ド・アムールヘィン
種族:吸血鬼(自称)
性別:女性格
年齢:不詳
一人称:私
二人称:貴女、貴方
口調:~ね。~だわ。~よ。
特徴:
闇血色のドレスを纏った自称“吸血鬼”。
おそらくは魔種であろうが、詳細は不明。
セレマ オード クロウリー(p3p007790)と関りのある契約の魔性の1柱であるが、セレマが"詩情の魔精"ドゥファイス と契約を交わし“ある記憶”を失ったことで、契約の履行は止まっている状態にある。
しかし、今をもってセレマのラブロマンス……それも、血の流れる類のものだ……を諦めていないらしく、世界各地を自由気ままにうろつきながらも、時折彼の近くで姿が確認されている。
どうやら彼女は、未だにセレマの恋路に興味があるようだ。彼が失った記憶を取り戻す術を、或いは、新たな恋を見つける時を、今か今かと待っている。
貴族染みた礼節や作法を身に着けており、天気の良い日にはオープンテラスでカフェしていたり、月夜の晩にはジャズを肴に高い酒を嗜んだりと、洒落た生活を送っている。
テオフィールは決して善なる存在ではない。
だが、彼女の側から興味関心を抱かれたり、滅多矢鱈に追い回したりしなければ、多くの人にとっては無害な存在であることも事実だ。
また、彼女に契約を持ち掛けられた者の多くも、身の破滅を自覚する寸前まで、或いは身の破滅を自覚した後でさえ、恨み辛みを抱くことは無い。
それは、彼女の契約対象……つまり、恋に悩み、愛に苦しむ人間にとって、テオフィールはまさしく救いの神に等しい存在であるからだ。
人間とは欲深く、けれど弱い生き物だ。
中には「悪魔に魂を売って」でも、己の願い、恋慕の願いを叶えたいと思う者も多いのだ。
テオフィール曰く「時よ止まれ、貴女は美しい」。
恋する者はすべからく、女も男も美しく、優雅で、そして自己中心的であるべきだというのが彼女の心情である。
そういった者を見かけたテオフィールは積極的助力を申し込み、契約を持ち掛ける。
そしてテオフィールとの契約を結んだ者は、ヴァンパイアの持つ力の一端を授かることになる。
主に「美貌」「限定的若返り」「健康」「長命」「性的魅力の獲得」「カリスマ性」「身体強化」……恐らくはホルモンやフェロモンの操作、体内物質や血流に関わる簡易的肉体改造と改良に関わるものと予想されるが、彼女の本性と同じくこちらも詳細は不明である。
- テオフィール。或いは、時よ止まれ、恋とはかくも美しい…。完了
- GM名病み月
- 種別設定委託
- 納品日2022年06月24日
- ・セレマ オード クロウリー(p3p007790)
・セレマ オード クロウリーの関係者