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雷霆の誇り忘れるべからず
登場人物一覧
名前:マリウス
種族:人間種
性別:男性
外見年齢:30代
一人称:俺、我ら
二人称:アンタ、~さん
口調:だ、だな、ぞ、か?など/目上、年上などには敬語
特徴:責任感が強い 剛毅 偉丈夫
すず色の短髪と琥珀色の瞳をした偉丈夫。
武装はクレイモア。
雷神の末を名乗るハイエスタ系の一族で構成されたユージヌイの町を出身とする。
戦い方は雷神の末の名に恥じぬ誇り高く威風堂々としたパワータイプ。
旧ユージヌイ警備隊で隊長を務めていた人物。
先代の頃から近隣の村といざこざが起こった時、
鉄帝国から人員を出すよう命令を受けた時には出撃して戦いに参加していた歴戦の勇士。
先代の頃からその性格と武勇で同僚からの評価は高く、先代が病に倒れて引退すると町長の命令で隊長に就任。
そうやって先代から隊長を受け継いだ直後に起こったのが傭兵連盟のメッセンジャー到着だった。
勇猛果敢で剛毅だが、一方で責任感が非常に強く、
町長が傭兵連盟への降伏を選ぶと『どうして戦わないのだ』と『あの人は正しい』の間に揺れ動くようになる。
以後はリュカシスが訪れるまで地下に潜って雌伏の時を選んでいた。
地下に潜っていた理由は屈辱であるからというのもあるが、
それ以上に隊の連中が無意味に暴走し、町長の決断を水の泡にする愚行を食い止めるため。
クラスノグラードで傭兵連盟との決戦が勃発すると、
リュカシスの呼び掛けに応じる形で旧ユージヌイ警備隊を招集、リュカシスの下で義勇兵として戦った。
――この時、傭兵連盟による『味方ごと撃ち抜く』戦法を受けて討ち死にしかけた所をリュカシスに救われている。
この時の恩義を忘れられず、戦後の今も隊長職を務めているが、ユージヌイが落ち付いた後は
隊長位を後続に譲り、リュカシスの部下となって活動したいと考えているとか。
「我らの故郷を解放してもらった大恩、この命を救っていただいた恩。
2つの恩義を得たというのに、この恩を返せないなんてのは俺は耐えきれない。
どうか、俺をアンタの為に使ってほしい」
というのは戦後にリュカシスに下に訪れた彼からの言葉である。
なお、町長や後続となる予定の部下からは『我々の分も報いてほしい』と快く頷いてもらえている。