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災厄に残された少女
登場人物一覧
- スティア・エイル・ヴァークライトの関係者
→ イラスト
名前:エレナ=シャルレーヌ=アッシュフィールド
種族:人間種
性別:女性
外見年齢:10代半ば
一人称:私
二人称:貴方、貴女/家族のみ:~様
口調:よ……、ね……、なの……?/家族のみ:~です、ます、でしょうか
特徴:
天義貴族アッシュフィールド家先代当主の長女。
アッシュフィールド家は海洋王国との国境線付近に領地を有している。
父は海洋の鷹揚さと天義の厳格さを併せ持ち、清廉で果断な聖騎士として知られていた。
そんな父と海洋貴族出身の母の下、エレナは快活で優しい少女として生まれ育った。
だが、そんな幸福は長く続かなかった。
冥刻のエクリプス事件において、聖騎士として参加した父は戦死。
母はエレナを守り育てようとしたが政争の中で精神を病み、事故で亡くなってしまう。
比較的開明な父の死後、家督を継いだ叔父は非常に厳格で保守的な人物だった。
彼は家督を継いで直ぐ、強引に海洋との関係性を断ち、より厳格に徹底的に領内を引き締めた。
結果的に領地はまとまりを取り戻したが、その中で海洋貴族を母に持つエレナは『母親と共に事故死した』ことになっている。
過酷な監視体制の下で叔父夫婦にはストレスのはけ口にされ、
それを見て育った従兄もエレナを『そうされて当然のもの』として認識している。
殺されていないのも、ストレスのはけ口に死なれる方がもったいないという利己的なもの。
厳格ながら領地を纏めて復興のために尽力している領主夫妻と、将来有望視される従弟。
そんな3人がまさか幽閉して虐待しているとは誰も思っておらず、現時点では救いの芽は見受けられない。
――とはいえ、今、天義は揺れている。
彼女に未来があるのかは全くの不明だが、実はエレナは生きているのではないかという噂や、
養女を迎え入れ、どこかの貴族と政略結婚を考えているという噂はどこかから聞こえているとか。
幽閉された後は絶望の中で心を閉ざし、感情が見られない。
ウサギのぬいぐるみは両親との間に残された最後の形見であり、父に頼んで母の故郷で買った宝物である。
幽閉されている割には比較的健康的な成長ができているが、外に出られないため肌は白く、露出は極端に少ない。
スティアとは互いの父が生きていた頃に1度だけ会ったことがあるが、お互い覚えているのかは不明。
たとえ覚えていても、エレナの、或いはお互いの性格が当時と違っていて気づかないかもしれないが。
- 災厄に残された少女完了
- GM名春野紅葉
- 種別設定委託
- 納品日2022年05月09日
- ・スティア・エイル・ヴァークライト(p3p001034)
・スティア・エイル・ヴァークライトの関係者