PC分析表（ルカ）

登場人物一覧

属性傾向
秩序・悪
善人であるかと言えば『気質は』善人寄りだが、『最終判断は』幾ばくか対象を選ぶ。
ルカ・ガンビーノは自身にとって大切な人間、仲間からすれば信頼出来る友人だが、万人にとっての善良では無い。
砂漠の傭兵団であるラサ傭兵商会連合は実際の所、黒い仕事にも手を染めるし、様々な犯罪行為に手を出す事も少なくはない。
ルカはラサのプリンス（とからかわれるだろう）であり、自身もラサをアイデンティティとしている為、その全てを愛し、肯定している。
砂漠の勢力の自由な気風と荒っぽさを体現する青年であり、心酔するディルクの気質も相俟って『悪』を否定する事は難しい。
ルカにとってラサのルールは絶対であり、ラサというある種の（必要）悪の秩序の守護者でもある事から本項は秩序・悪と結論付ける。

性格分析
義理に厚く、必要な範囲で他人に（取り分け女子には）優しく紳士的。
大変整ったお顔立ちと相まって誰が呼んだか『石油王』の名は伊達ではないし、学園ものなら絶対ヒロインに「面白ぇ女」とか云うの請け合いである。
前述の通り、身内と認めた人間に対しては非常に頼りになり、尚且つ信頼出来る人格をしているのだが、敵に対しての苛烈さは特筆すべきものがある。
混沌のルカはR.O.Oのルカ程の狂犬振りは発揮していないが、気質は基本的には同じである。
好き好んで悪事を行う趣味は無いが、それがラサにとって必要な事、仕事ならば『きちんと』行えるある種の残酷さを持っている。
その姿は『麗しくも危険な砂漠の貴公子』といった所か。

強味
如何せん、顔がいい。
……失敬。顔がいいのはPBWの共通常識だ。
大半のキャラクターの顔がいいし、石を投げれば美形に当たるのは界隈の基本である。
ルカの最強ポイントは単に顔が良いというだけではなく、『顔が良い上に破綻の全くない兎に角格好いいロールプレイ』が完璧に機能している点だ。
ロールプレイの上手い人間は多々居るが、ルカの最大の功績は『少なくとも見える範囲では一切外部ツールを使っていない点』であろう。
外部ツールによる交流は親しみやすさやプレイヤー同士の繋がりを作る一方でキャラクターから神秘のヴェールを奪ってしまう。
ルカはPCでありながら、素晴らしいロールプレイを提供し、ギャラリーとして他PCを魅了する事の出来る『NPC的なPC』を達成している稀有な存在なのだ。

弱味
女の趣味が悪い事かな。
BYレオン・ドナーツ・バルトロメイ

備考
可愛い奴だよ。犬みてぇで。
BYディルク・レイス・エッフェンベルグ