SS詳細
PC分析表(レイチェル)
登場人物一覧
属性傾向
中立・中立
やや露悪的な性格をしているが、情を捨て切れないのも明らかであり、総じて言えば非常に人間的な吸血鬼。
元々は過去に妹を殺された復讐に燃える復讐鬼であったが、それが果たされた今となっても彼女に燻る炎は消えていないようだ。
尽きない悪を憎み、歪んだ世界を憎み、化物と成り果てた自身を嘆くも、その癖愛を捨てられず、希望も捨てられず、救いを求めている節もある。
レイチェルは自己の中に尽きない矛盾を抱える実に『ややこしい』人物である。
そんな彼女のアライメントが中立以外の何を指す理由も無く、本項は言うまでもなく中立・中立と評価せざるを得なかろう。
性格分析
過去の影響と恐らくは生来の気質だが、非常な激情家である。
生真面目なロマンチストであり、一度こうと決めた事に対してはかなり頑固な性格でもある。
クールたらんと心がけているふしはあるが、良くも悪くも感情の振れ幅が大きくどちらかと言えば情熱的であり、ちっともクールではない。
麗しく大人っぽい外見、それ相応の年齢、雰囲気、蓮っ葉な言動も含め、大人びて見えるのだが、実際の所、情緒レベルは少女めいている事も多い。
ダークでクールな吸血鬼と、相反する子供っぽさの二面性を抱える実に面白いキャラクターであると言える。
強味
キャラクターとしての妙味は前二項で触れた通り。
PBWではキャラクターに深く重い過去が存在している事も多いが、レイチェルはその解像度を上げるキャラクターをしている。
「ああ、まあ、分かる」という納得感はロールプレイの説得力に直結する為、そういった部分でのデコレーションが十分に効いている。
非常に真面目であり、様々な活動に真っ直ぐ真っ当に取り組む事も大変素晴らしい点である。
一生懸命遊ぶプレイヤーを大抵の書き手は好む。そういった意味でこの上なく一生懸命なレイチェルは大変好ましい存在だ。
弱味
先述した極めて真っ当な真面目さが働き過ぎるきらいがある。
良くも悪くもPBWは遊びである為、取り組み方や価値観はプレイヤーやシチュエーションによって異なる。
PC間に上下は無く、完全な意思統一が行えれば最良だが、そうでない事が多々あるのはままある話であろう。
そういった局面に対してやや神経質な部分が見受けられるので、いい意味での諦めを持つとよりPBWのQOLは向上しよう。
備考
テキトーが一番だぜ。
- PC分析表(レイチェル)完了
- GM名YAMIDEITEI
- 種別SS
- 納品日2022年04月07日
- ・ヨハンナ=ベルンシュタイン(p3p000394)