PC分析表（ルル家）

登場人物一覧

属性傾向
混沌・中立
基本的な性質は『やや』善良。
但し根本的な部分の価値観はかなり壊れており、手放しで善良と呼べる性質ではない。
悪逆非道かと言えばそうではなかろうが、人助けをする一方で手酷い事もするだろう。（或いはしてきただろう）
恐らく『宇宙警察忍者』なる組織は（ややディストピアめいた）秩序的存在ではあるのだろうが元々不良構成員であるルル家は余り秩序的ではない。
とは言え、大本を言うのならば中立に留まろうが、混沌での紆余曲折で精神に掛かっていたロックが外れた事から混沌に寄る。
ルル家がどうこうというよりは少女めいた少女なる精神に混沌以外なぞ有り得ない。
取り分け、運命的な恋をした少女の内面なんて議論する余地もない。結論は考えるまでもないだろう。

性格分析
非常に楽観的であり、マイペース。
……と言うより特に初期は一から十まで『適当だった』と評するのが正しかろう。
基本の設定、キャラクターの性格共にちゃらんぽらんであり、魅力的ではあるが大雑把。
これは推測に過ぎないが元々ベテランのPBWプレイヤーである中の人が『適当に気楽に遊ぶ為のキャラ』として生み出され、そのいい加減なキャラ性による気を遣わないハンドリング性能を主に期待されて運用が開始された『うにver.PPPプロトタイプ』的な試作機じみている。好き勝手言ってはいるが、恐らくハンドリング性能を最も重視したのは本当でそれは時折漏れる「ルル家にあんま興味ねえから」的な発言からも見て取れる。
但し、それは初期の話。遮那君やヴァイオレットさんをはじめとする周囲の人間関係に恵まれた結果、少女らしい情緒を持ち合わせている。
恐らく中の人からすれば「どうしてこうなった」だが、同時に「これはこれで面白いから結果オーライ」ってな所だろう。

強味
誰が呼んだか――俺が呼んだんだが――PBWチンピラの名は伊達ではない。
プレイヤーが他人の情緒を綺麗に揺さぶり破壊する事に優れている為、キャラクター性以上のドラマを簡単に引き出してくる。
元々は強烈な点取り屋であり、前線で暴れるタイプだったが、ルル家については特に周りを使うのが上手いと言える。
周囲に適切なパスを振り、受け取り、円熟した技術でゲイム・メークをしてみせる。
ルル家は元々は与太だったが、今となってはどちらもいけるあたり、今の中の人に与太だけでは世界は狭すぎたといった所か。

弱味
これと言って思いつく大きな弱点は無い。
他人へのフォローも上手く、同時に広い。
不慣れな相手へは不慣れなりの、慣れた相手には慣れた相手なりの。
特に親しい相手には親しみを込めた距離感を、まだそうでない相手には気遣いのある対人車間距離を綺麗に使い分けている。
点取り屋の性能はさして落とさず、パスワークと視野を広げた感じである。

備考
よく「もう元気ないから」とか言うけど今が全盛期だと思うな。