SS詳細
白き悪魔
登場人物一覧
- チック・シュテルの関係者
→ イラスト
名前:ネイト・アルウィン
種族:魔種(元カオスシード)
性別:男性
年齢:15歳
一人称:僕
二人称:君、呼び捨て
口調:だよ、かな、かも
特徴:真っ白の髪に赤い瞳の美少年。身体傷だらけでいつも長袖を着ている。
設定:
幻想とラサの国境近くの集落『マールーシア』の出身。
数年前、生死を彷徨った際に呼び声を聞き魔種と成る。
母親は幻想の貴族に見初められ嫁いだものの、自分が妾であり他にも愛人が多く居る事を知って男に詰め寄るも、無碍にされ捨てられてしまう。
出戻った母親はネイトを生んで数年で病で亡くなった為、身よりも無く村全体で養われていた。
されど、その生活は豊かなものとは言えず、貧しい生活が続いていた。
食べ物を貰うにも誰かに恵んで貰わなければならなかったし、理不尽な侮辱や叱咤を向けられる事も多かった。
他の場所に行くことは幼いネイトには出来なかった。
村人達の暴力が加速したのは、ネイトが10歳になる頃だ。
ある時村に訪れた銀髪の魔術師がネイトを『悪魔の子』だと言い放ったのだ。
その男に感化された村人達は老若男女問わずネイトを攻撃した。
毎夜無体を強いられ、焼印を押され、殴られ蹴られる日々。
外を歩けば、年端もいかない子供がネイトに石を投げた。
全ての『悪い出来事』はネイトが存在するせいなのだと虐げるのだ。
逃げ惑えば矢を射られ、追い立てられた。
背中に突き刺さる矢はわざと急所を外しているのだろう。
猟犬がネイトの肉を生きたまま噛みちぎる。
耐えがたい痛みにネイトは苦しんだ。誰か助けてと願った。
――大丈夫、もう痛くないよ。ミトラが呼んであげる。君を救ってあげる。
何処かから声がしたのだ。この苦痛から逃れられるならとネイトは少女の声に縋った。
そこから数年『マールーシア』の村長一家が襲撃される事件が起る。
ネイトが強襲した一行の中に『竜王』ディーン・ルーカス・ハートフィールドと『ワシャク』キアンが居たことは幸か不幸か分からないが、彼にとって分岐点となった事は間違いないだろう。
- 白き悪魔完了
- GM名もみじ
- 種別設定委託
- 納品日2022年02月08日
- ・チック・シュテル(p3p000932)
・チック・シュテルの関係者