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『飛行船船長』天津・キツネ

登場人物一覧

長月・イナリ(p3p008096)
狐です
長月・イナリの関係者
→ イラスト

名前:天津・キツネ
種族:獣種(式神)
性別:女性
年齢:Unknown
一人称:私
二人称:貴方/貴女/~様(目上)
口調:~です。~ます。~ですか?
設定:
 獣種の少女を素体として、稲荷神が作り上げた式神の狐。
 式神の機能中枢である尻尾の数は1本。また他の式神達と同様に、見聞きしたものは自動的に稲荷神に伝達される。天津・キツネの場合はそのほかに、竹駒・イナリへ技術的な情報ログのフィードバックも行っている。これは主に後述する飛行船船長を担うが所以。

 竹駒・イナリが開発した『飛行船』の船長キャプテンに相当し、また船の各機関や操作を直接統括管理する能力を有する。そのためならこの個体単独で可能。
 スペックもそれに特化しており、個人の戦闘能力自体は高くはない。
 また特筆するほどのギフトも持たない(個性の範疇程度のもの)らしい。

 当人(当狐?)は真面目な性格であり、飛行船に関連する場所以外では姿を見かけることは少ないらしい。とはいえ堅物というわけでもなく明るく朗らかで、時折仲間にジョークを飛ばしたりする。おそらくこの飛行船そのものがなのであろう。式神達それぞれのこうした個性は、稲荷神に尊重されている。

 管理する飛行船は非常に巨大であり、あまり類を見ない大きさである。そもそもこの世界では、大きなものが空を飛ぶということに相当難しい課題がある(異界の高度な技術が混沌肯定の不在証明によって通用しない場合が多い)ため、そういった意味でも珍しい。ひょっとしたら他に一つもないかもしれない程度に……。
 搭乗可能な乗員数も多く、小口径~中口径の機銃や大砲を少数装備しており、他にはいくらかの物理的、魔法的な防御機構を兼ね備えている。いわゆる硬式飛行船である。
 外観についてのちょっとした逸話として、狐の町に滞在した、とある協力的な旅人によれば、その出身世界に存在したドイツと呼ばれる国家の巨大飛行船『グラーフ・ツェッペリン号』を想起させられたとされる。

 正式に運用可能なものがこれのみであるため、今は狐達からは単に飛行船と呼ばれている。しかし実際には解体済みのものを含めていくらかの試作機や小型実験機などがないわけではなく、識別コードや愛称があったほうが良いと述べる狐もいる。
(たとえば小型実験機を例に取れば、信頼性を検証できれば実戦投入も可能となろうため)

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