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多分魔剣シグっていう
登場人物一覧
名前:ヨハンナ=ベルンシュタイン
種族:人間種?
性別:女性
年齢:253
一人称:俺
二人称:アンタ
口調:です、ですか、でしょうか?/だ、だぜ、だな、だなァ
特徴:ニヒル、冷笑的、諦念的、愛情深い、『あきらめが悪い』
設定:
『魔剣の吸血鬼』。正義の地には都市伝説のように語られる名が存在する。
ネクストでのレイチェルは本名である『ヨハンナ=ベルンシュタイン』を名乗る。
元の世界では吸血鬼であった旅人ではなく、人間種として世界に生を受けた。
正義の地に産まれ、信仰深く優しい両親の下、愛情をたっぷりと受けて育つ。
当然と言うべきか聖職(と大好きな誰かのお嫁さん)を志し、幸福な少女時代を過ごした。
しかしながら彼女の運命は穏やかなままでは終わらなかった。
教会に勤めるようになったある日、レイチェルはとあるロケットを入手してしまう。
幾ばくかの好奇心と、不幸な偶然からこれを開いてしまった彼女がロケットの中に見たのは『醜く崩れ落ちた老婆の肖像』。
『それは永遠の命を願ったとある貴婦人の呪いの結実』であり、契約者を人ならざる者に変える『業』であった。
まさに永遠とも言える時間を『美しく』生きる事を宿命付けられた彼女は人間種を遥かに超える長命を強いられる事になる。
同時に純粋な人間種としての生も失った彼女は『人間の生命を糧にする吸血種』の特性をも得る事になった。
ネクストのレイチェルは聖職者である。そして混沌の彼女がそうであるのと同じように、元来心優しい性質を持っている。
そんな彼女が誰かの犠牲の上に成り立つ長命を肯定する筈も無く、幾度と無い絶望に苛まれ今日まで生きる事になった。
呪いによって自死する事は叶わず、渇望が襲えば理性は吹き飛ぶ。
レイチェルは限界まで飢えに耐え、少しでも犠牲を減らそうとしたがそれでも終わりは見えない。
そんな己の境遇に対して擦り切れたレイチェルは非常に冷笑的で諦念的である。
但し、彼女は同時に愛情深く『あきらめが悪い』性質でもあった。
誰かを犠牲にする事が避けられないなら、と聖職の衣装を捨て冒険者じみた仕事をこなし、『必要不可欠な殺人の中で食事を済ませる』ようにした。
聖職としての彼女はそれさえも肯定出来ないが、人間としての彼女はあくまで未来を求めている。
彼女はどんな状況にあっても絶望はせず、相棒の魔剣を振るい、疲れ擦り減りながらも『戻る方法』を探しているのだ――
- 多分魔剣シグっていう完了
- GM名YAMIDEITEI
- 種別設定委託
- 納品日2021年11月20日
- ・ヨハンナ(p3x000394)