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薬師見習いとでも名乗ろうか
登場人物一覧
- 梔子の関係者
→ イラスト
名前:国府田 薫(こうだ・かおる)
種族:人間種
性別:女性
年齢(或いは外見年齢):20
一人称:わたし
二人称:~君、
口調:だね、だよ、かい?
特徴:男装の麗人、神光(ヒイズル)の書生
設定:
R.O.O世界のヒイズル帝都に在住する書生。薬師を志し、帝都のある小さな民間病院を営む医師の家に住み込み、その雑務を手伝いながら医療や薬学について学んでいる。
真面目で快活、そしてどこか思い切った所もあり、爽やかな印象を与える。
背が高く美形であるため、その名も相まって男子と間違われる事もあるという男装の麗人。身柄上都合が良いのでわざわざ訂正はしないとは本人の弁だが、どこか楽しんでいる様にも見受けられる。
ヒイズルに現れた夜妖のもたらした動乱にて彼女もまた傷病者の治療へと駆り出され従事していた所、梔子と出会い知り合いとなる。
『此岸に人の害となる物質は無い筈だ』『毒と呼ばれるものもその使われ方が判明していないだけ、きっと人の役に立つ薬となる、見つけて見せる』
そんな彼女の志や主義に梔子が、トキノエが何を想ったかはわからないが……記憶の片隅に留めるには十分であろう。
現在の彼女はヒイズルに存在していた夜妖および夜妖を纏う『月閃』の情報をどこかで掴み、後生の役に立つと『月閃』が人体にもたらす後遺症や影響を調べている。可能ならば大胆にも己自身の身ででも試してみたいものだが、神逐が叶った今となればそれがなされる事はほとんどあるまい。
「いやはや、一度見てみたかったが残念なものだね」
もし、何かの機会があればその術式の知見を得るべく、イレギュラーズ達へ経験談を聞いてみたいと考えている。
毒を薬と成す、自らの志す道について何か手がかりを得るために。
余談だが、彼女は意外な事にかなりの酒豪。好みの分かれる辛い酒も愉しむ姿を目撃されたこともあるとか。
曰く、『酒はどれほど飲んでも薬になる』との事だが……当然ながら、彼女なりの冗談であろう。
「君達の話を聞かせてくれ、こちらからもいくつか質問をさせてもらうけどね」
「これでも学び続ける身、もしかしたら現実を知らないだけかもしれないけどね」
「さあ、早く終わらせて酒でも飲もうか!」
おまけSS『没ネタ:安易なあれそれ(採用不採用はご自由に)』
「ああ、おじさん、さっき会った子だけどさ……そう、手伝ってくれた子、なんて名前だい?」
「へえ、梔子っていうんだね、クチナシ……かな」
「かわいいねえ、抱きしめて寝たいんだけれど、ダメだよねえ」
「本人に言うのもなんだけど、あんなに可愛くていい子なら一緒に住んでも良いと思うんだけどね……治癒術も得意だって話だろう?」
「そっか……せめて、またお話したいところだけどね」