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SS詳細

緋色の研究

登場人物一覧

アリシス・シーアルジア(p3p000397)
黒のミスティリオン
アリシス・シーアルジアの関係者
→ イラスト

名前:ラウラ・プレスティ
種族:旅人
性別:女
年齢(或いは外見年齢):若い女性に見えるが、実年齢は三桁以上である
一人称:私
二人称:キミ、~君
口調:だろう? だな ~じゃないか?
特徴:細身、美形、怜悧、冷徹、超強気、合理的、研究熱心、逸脱者
設定:
 吸血種。アリシス・シーアルジアとは同郷、遠い同僚に当たる。
 元の世界ではチェザーレの再来と噂された男の率いる殺しを専門とする非合法組織に属した事から荒事に長ける。
 元々は通常の人間であったが、人間の器で自身を終える事を是としなかった事から『ありとあらゆる手段を試し』人間を超越する事に成功した。
 その時点で年齢的には既に老婆であったのだが、「多くの協力を頂けたからだね」と薄ら笑う彼女は多数の犠牲者を生んだ『実験』の成果により、肉体的にも全盛期の状態に引き戻す事にも成功している。
 前述を見れば既に明らかな通り、善悪の彼岸を越えた場所にいる『逸脱者』である。彼女に人倫を問う事は無意味で愚かしく、不幸な事に研究熱心な彼女はその有り余る才覚を自己の興味と幸福の追求の為ばかりに使用する。
 しかしながらラウラの世界にとっての幸福は、彼女が特異運命座標に選ばれ混沌に転移した事である。
 四十年程前、当時は散発的だった旅人としての召喚を受けた彼女は練達に流れ着く事になる。
 性格上、合理主義的であり、人間を捨てて覚醒した経緯も含め研究熱心だった彼女は元来から研究者としての『適正』を持っていた。
 練達という周囲の環境、凝り性、突然の召喚への圧倒的な反発、元の世界への執着等々、ラウラは恐ろしい位に練達に『馴染む』人間だったのである。
 人間の時間を既に突破している彼女にとって時間は問題ではない。
 かくて暗殺者から研究者に転身した彼女は以降、混沌法則を打破し、元の世界に戻る為の研究に打ち込む事となった。
 ラウラは他人を人とも思っていない。自己以外の他は彼女にとって大半が無価値であり、利用価値の有無が全てである。省みるべきものではない。
 そんな危険な性質は変わっていないが、近年は『最低限擬態して他人に合わせて見せる』程度の芸当は身に着けたようである。
 これは混沌法則により圧倒的だった自身の力が減じた事に起因している。
 現在では相当な腕前を取り戻しているのだが、不要なトラブルを避ける為と猫を被る癖が抜けていないといった所か。
 何れにせよ、かなり厄介な女である。

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