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宵闇の男
登場人物一覧
- ベネディクト=レベンディス=マナガルムの関係者
→ イラスト
名前:ヴェルナー
種族:魔種
性別:男
年齢(或いは外見年齢):20代後半から30前後に見える
一人称:俺
二人称:お前
口調:~だ、~だろう、~だな
特徴:ダウナー、黒衣、不吉、二面性がある
設定:
黒衣を好んで身に纏い、退廃的な雰囲気を漂わせる。
『宵闇』の名で恐れられる不吉な男は魔術師であり、戦士であり、勇者であり、悪鬼であったという――
数十年かそれ以上に渡って鉄帝国では様々な場所でその名を遺すそれなりにポピュラーな
血腥い惨劇の主人公になったかと思えば、身寄りのない小さな子供を救い養育した話もある。
全てが本人のものとも知れぬ伝説、実在するとも知れない人物。
逸話の数々は自然とついた尾びれも含めて鵺のような彼の正体を霧の中に包み込んだ。
だが結論から言えばその男、ヴェルナーは実在する。彼は何時の頃から活動しているとも知れない魔種である。
主な活動範囲は鉄帝国であり、何らかの冠位の麾下にある存在だと思われるが詳細は定かではない。
魔種としての特異性を上げるならば、彼には極度の二面性が存在する事が挙げられる。
平素の彼は静か過ぎる程に静かであり、朴訥としており、感情を動かす事は殆どない。
この状態の彼は特性として『原罪の呼び声』の威力が極めて小さくなる。
しかしながら、一度『興が乗る』とヴェルナーの属性は全く正反対に反転する。
既に魔種でありながら狂気に染まったかのように、喧しく、饒舌で、感情の起伏が激しくなる。
この状態のヴェルナーは頻繁に見られるものではないが、翻って『原罪の呼び声』は特別強力なものになるのだ。
鉄帝国における都市伝説が二極化するのも、この声質によるものである。
平常時の彼は感情の起伏に乏しい酷いダウナーであり、そう人畜に有害ではない。
人間と付き合う事もあったし、闘技場に出場した事もある。戯れに誰かを守る事もあったし、実際に子供を育てた事もある。
しかしながら、前述の『興が乗った』ヴェルナーは積み重ねた全てを壊し尽くす程に悪辣なのだから性質が悪い。
鉄帝国で活動する者(人間魔種問わずである!)の例に漏れず、戦闘的には極めて強靭である。
魔術師であり、戦士でもある――逸話の通りに杖と槍を使いこなす。平時は杖、狂時は杖が黒槍に変化するのだ。
ベネディクトは一度だけその姿を見た事があるが、嫌な予感は今でも鮮烈にこびりついたままである。
- 宵闇の男完了
- GM名YAMIDEITEI
- 種別設定委託
- 納品日2021年08月03日
- ・ベネディクト=レベンディス=マナガルム(p3p008160)
・ベネディクト=レベンディス=マナガルムの関係者