SS詳細
ミノザウワー社長
登場人物一覧
名前:ミノザウワー
種族:獣種
性別:男性
年齢(或いは外見年齢):25歳
一人称:俺
二人称:お前
口調:だ、だろ、だよな
特徴:頭部が雄牛、金に厳しい、冷淡
登場シナリオ:
https://rev1.reversion.jp/scenario/detail/1907
混沌ヤミ金融ミノファイナンスの社長。
副業として不動産や奴隷市、えっちなお店などの経営を行う。
常に冷静で頭が回る……といえば聞こえは良いが、無表情のまま他人の臓器を売り飛ばせるとんでもないアウトロー。
当然そのためのコネクションも多く持っており、自力での借金返済ができなくなった相手を追い詰めて最大限金に換えるという手段を持っている。
頭部が雄牛になっており、立派なツノは黒く染まっている。おかげで牛頭鬼みたいな見た目になった。
元々黒いんじゃなく墨入れによって黒く染めたらしい。目的はもちろん債務者への威圧。
金は常識や命といった倫理的問題を超越すると考えており、その手段としてヤミ金融を営んで大金を稼ぎため込んでいる。
だがヤミ金融の稼ぎ方は大量に貸してそれ以上に得るというもので、一般的な銀行や良心的金貸しから断られたブラックな人間たちを相手にするだけあって鬼と獣の死闘になることが多々。
少なくとも真面目で善良な人間を相手にすることはない。(善人はフォロワーが多いため回収効率が悪いという合理的な考えから)
無論回収する側も逃げられたら大赤字になるし資本を武器にする以上貴族から莫大な借金をおいその利子を返し続けるというリスクも負っている。
彼もまた常に危うい鉄骨の上を歩き続ける債務者のひとりなのだ。
幼少期からのスラム暮らしや金によって壊れきった人生を送ったため、金への執着が強い一方でそれ以外のことへの感心がひどく薄い。
例えば食事は腹に入ればなんでもよく、娯楽に全く興味を示さず、すべて金になるかならないかでしか考えられない。本人は幸福や平穏といった概念が理解できず、そして自分がそうなれると考えてはいない。金を貯め込むことでのみ自分は生きていけるという思想に染まっている。
シラスはそんな債務者のひとりであり、利子を(あらゆる方法で)回収し続けることで負債額を取り返そうとしている。
多くの債務者と違ってシラスは返済能力が高く、場合によっては高難度の冒険者クエストを課すことで回収できるので割と好意的。
男としては認めているらしい。
おまけSS『おまけのミノザウワー語録』
「前にも言ったよな。ワガママな貴族が新鮮な臓器移植をしたがってる。未成年のカオスシードじゃないとダメなんだそうだ」
「死ぬなら保険金かけてからにしろ」
「鉄帝の漁船が人手不足でな。人食いマグロ漁が出るらしいんだ。安心しろ、働けなくなったら簀巻きにして海に放り込むだけだ。長くは苦しまねえ」
「お前のオンナに金を貸せ? だったらお前が保証人になれ」
「お前はまともな所を断られ続けてこんな事務所にまで金を借りに来た。自業自得だ」
「だめだ。もう貸さない。お前の返済額はリミットに達した。今すぐ利子分を含めて返せ」
「衛兵を黙らせるのもタダじゃねえんだ。調子乗って町中で暴れるんじゃねえ」
「シラス、お前のことは男として認めてる。取り立ての手は緩めねえが、臓器は売らないでおいてやるよ。色欲マダムには売るがな」