まぁ、涙目にさせたくないと言えば嘘にはなるがね

登場人物一覧

名前：シフォリィ・シリア・アルテロンド
種族：人間種
性別：女
年齢（或いは外見年齢）：21
一人称：私
二人称：～さん
口調：です、ます、ですか？
特徴：足がきれい、ちちしりふともも、ロマンチスト、くっころ
設定：
　生家は幻想の名門貴族アルテロンド伯爵家のご令嬢。
　アルテロンド家は文化に明るく、そういった経緯からバルツァーレク家とは比較的仲が良かった。
　公的に王党派に寄り、幻想貴族にしては比較的真っ当な治世を敷いていたが、現在では完全に没落している。
　シフォリィの特徴は銀色の髪であり、手足はすらりと長くハッキリとしたプロポーションである。
　大人びた美貌に可憐さを併せ持つ実に美しい女性であるが、これは幻想種の母の血を引くからかも知れない。
　優しい両親に兄、理解のある周囲、恵まれた環境で蝶よ花よと育ったが、彼女の運命が暗転したのは十五の頃の事である。
　嘆くべき綻びを切っ掛けに幻想にありがちな政争に巻き込まれたアルテロンド家が急速に立場を悪化させた事に端を発する。有力派閥に完全に属する事は無く、良く言えば絶妙なバランスで、悪く言えば風見鶏と見做されたアルテロンド家に縋れる庇護者は存在せず、類を見ない程急速に没落した家の煽りを受け、『騙された』シフォリィは若い年頃の少女を対象にするには些か筆舌尽くす事が憚られるような『苦難』の憂き目に遭う事になった。
　見目麗しい彼女にとって唯一の幸いだったのはその『地獄』が永続のものにならなかった事だろう。
　状況を激変させた救世主は成り行きでシフォリィを助けた格好であり、彼女は彼に深い感謝をしているが再会は果たせていないようだ。
　数奇な彼女の人生はそこから更に大きな転機を迎える事になる。
『特異運命座標』に選別され、空中神殿に召喚。更にはローレットで活躍した事から親友であるアルテミア・フィルティスや相方と言うべきクロバ・フユツキ等と共に名声を獲得。
　風向きが変わりつつある現在では僅かにアルテロンド再興の目さえも見えているようだ。本人も家族想いである故にそういった希望が無い訳ではないのだが、大切な仲間に囲まれた現在はそういった事情とは無縁に気丈な彼女に確かに残る痛みや傷を癒やす貴重な時間と言えるかも知れない。
　何れにせよ、現在のシフォリィは前向きである。いや、彼女は何時も前向きなのだが――とびきりの彼女には幸せそうな顔こそ似合うのだ。

• まぁ、涙目にさせたくないと言えば嘘にはなるがね完了
• GM名YAMIDEITEI
• 種別設定委託
• 納品日2021年07月07日
• ・シフォリィ・シリア・アルテロンド（p3p000174）