SS詳細
蒼の武器妖精の伝説について
登場人物一覧
名前:サイズ
種族:精霊種
性別:不明
一人称:俺
二人称:キミ
口調:だ、だよ、だよね?
特徴:【装備(武具種)】【内向的】 【ネガティブ】【虚ろな目】【放心癖】
設定:
R.O.OのNPCとしてのサイズ。
砂嵐のある大盗賊が所有していた巨大な鎌に炎のエレメントが宿り誕生した精霊種であり、凡そ妖精と呼ばれるに相応しい体躯と姿形をしている。
永い間『彼』には目的が無かった。イレギュラーズでもなく血に飢えた呪いも無い彼にとって世界も人も、もしかすれば己自身も――然程重要な存在ではなかった。
悠久の時を生き、時には小さな鍛冶師としてその属性を振るい幾代も語り継がれる武器を生み出し、時には悪戯好きな妖精の本能に従い人々と敵対し、ついにはある日突然その繰り返しに
そして数百年前に幻想種から聞いたある御伽噺を思い出したサイズはふらりと、翡翠の森へと旅立つのであった。
彼は同胞を欲していた。そこへ行けば逢えると思った。
だが翡翠の幻想種は噂以上の存在であった、少なくとも彼目線では
其れ等は森に住みながら森に住まう精霊ですら異物と見なした。まして草木を刈る巨大な鎌を背負ったサイズに対しては……幾度死にかけたか分からない。
比較的友好的であった幻想種の少女に彼は零した。
妖精郷は存在しないのかもしれない、あってもそこは妖精達が身を寄せ合い生き残る為の洞穴に過ぎないのかもしれない。けれどその存在を幾度疑っても、自らの中にそこがあると言う不可思議な確信が拭えないと。
そして何故かはわからないが、そこには『自分を待ってくれる大切な人達がいる』、と。
結局辿り着けたのか力尽きたのか、彼の行方は知れず。ただ彼はその翅が破れ悲惨な姿になろうとも懸命に飛び続け、決して諦める事はなかっただろう。
今でもその生き様は砂嵐で、聞けるかはともかく翡翠で、その存在を仄めかす様にNPC達から数行程度のメッセージで閲覧する事ができるだろう。
余談だが、鎌のかつての持ち主の影響か本人の意に反して大分『モテる』体質だったそうで、女運の悪さには相当苦労していた様だ。
おまけSS『メープルからのメッセージ』
やっほー、サイズ!あ、シフルハンマだっけ?どっちでもいっか!
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メープルも妖精郷が無いか調べてみたんだけどね、いやあ、思った以上に大変だよ!
場所が変わってるのかメープルの知ってる『空色の泉』が見つからなかったのもそうだけどさ、あっちのハーモニアの人が弓やら何やらで攻撃してきて中々進めなくてさ……
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いや、あったんだ、確かに御神木様も綺麗な泉もあったんだけどね。繋がってなかったんだ、まるでそこだけ
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でも他の妖精郷の門に心当たりがあるからもうちょっと起きれない人達の救出が進んで人手が確保できそうだったら探してみようと思うんだ!
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聞いた話だけど、カップルが喧嘩別れしたとかでハーモニア以外が大嫌いなんだってさ。恋心って本当嫌になっちゃうね! ……サイズ、顔背けてどしたの?
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ははぁん、さては他人事とは思えないって顔してますな! あーあ! 本当にサイズは罪作りな妖精さんだもんねえ、仕方ないなー! あっはは! 怒った? 冗談冗談!
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それにしても
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それにおっきいって意外と不便だね。さっきからどっかで
早く帰ろう、サイズ。またいつでも妖精郷は探しにいけるから、さ?