PandoraPartyProject

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精霊思考のフォノグラム

登場人物一覧

ヴェルグリーズ(p3p008566)
約束の瓊剣
ヴェルグリーズの関係者
→ イラスト

名前:エートス・セグント
種族:旅人
性別:不明
年齢:unknown
一人称:ボク
二人称:キミ
口調:だ、だね、かい?
設定:
 練達の研究者。『想像』の塔に所属し、積極的なフィールドワークも行っている。
 その外見は人間種そのものであるが、元世界では電子データより生成された機械生命体(AI)であった。
 高度なプログラミングにより発生した事で本来の意味では性別は存在せず年齢も定義されてはいない。発達した自我により性自認は一応は男性である。

 自身が電子データより生み出された生命体であるが故に無機物が意思や感情を持つプロセスや精霊種、秘宝種の存在そのものにも強い興味を持っている。
 自然由来の存在である精霊種の発生や、其れ等が自我を持ち種として認められた事にも強い興味を持ち、「精霊種は混沌世界へどの様な働きかけをするか」を研究している。
 それはパンドラの影響にだけに限らない、滅びのアークが蓄積したことでその存在が発生した肉腫ガイアキャンサーにも興味を抱き、フィールドワークも積極的に行っている。
 特異運命座標や魔種の行動の結果新たな命が生み出されるという事、然うして発生した存在が世界にどの様に影響を齎すのか。
 紐解くには難しいが、もしも其れを知り得たときに自分自身が生まれた意味を見いだせるのではないか……とも考えている。

 最近は練達三塔主による『Project:IDEA』や其れによって生み出されたRapid Origin Onlineにも強い興味を抱いている。
 システムの『バグ』がエートスにとっては発達した自我のように感じられたからだ。親近感とも言えるような感覚でテストプレイヤーに研究者として挙手をした。
「電子生命体であるボクが仮想世界には一番適しているだろう?」
 ゲーム内NPCはプログラミングによって動いているが、そうではない『バグ』により自我を持っていたならば――
 それらは確かに『バグ』ではあるがシステムから生み出されたのであれば……それらは自身の同輩と言えるのかもしれない。
 故に、彼等が暴走する可能性があれば止めたいと考える。
 誰かの創造物だとしても、その命が潰える所は見たくはないのだから。

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