PandoraPartyProject

SS詳細

秘色の観測者

登場人物一覧

スティア・エイル・ヴァークライト(p3p001034)
天義の聖女
スティア・エイル・ヴァークライトの関係者
→ イラスト

名前:レーン・クレプスキュル
種族:幻想種
性別:女
外見年齢:25歳
一人称:わたくし
二人称:あなた
口調:です、ます、でしょう
設定:
 覇龍観測所に所属している幻想種。モンスター研究者として駐在している学者タイプ。

 父はラサで傭兵業をしており、早い内から『外』に出る事が多かった。
 研究者であった母は父の仕事の手伝いとしてモンスターの生態解明を行わんと日々、努力していた。
 母をスカウトに訪れた『覇龍観測所』には父のサポートがあると当初、母は断った。
 だが、竜種もいつかは父の敵になる可能性もある事、そして『モンスターであれば全て研究材料』と認識している助手のレーンが覇龍観測所とへと行く事になった。
 因みに、家族仲は良好ではあるが、父の為に一生懸命すぎるきらいのある母はレーンにとって憧れであると同時に心配の対象でもある。
 人の滅多に訪れない領域へと行く事になった晩は延々と無理をしすぎないようにと母に言い聞かせ、今でも3日1度は母を心配する日々が続いている。

 モンスター研究の助手であった事から、もっぱらの関心は竜種そのものである。その力強さや生態はレーンにとって『最高の研究素材』である。
 普段は大人しく、世話焼きで穏やかな女性であるが竜種及び未知のモンスターを一度目にすれば瞳を輝かせ「嗚呼、なんと素晴らしい姿でしょう!」と感動を溢れさせ涙する。
 父のためであった母とは違って、完璧にモンスターを研究し未知を切り拓くことが行動原理となっているのである。
 だが、研究に没入し続けた結果、彼女自身は戦う事を余り得意としていない。少しでも戦えるようにならなければ有事の際に真っ先に命を落とすのは自分であると認識している。
 大好きなのはモンスターの謎であり、彼等に殺されることは喜ばしいことではない。だが、足手纏いになる位ならさっさと命を絶つと刹那的に宣言している。
 其れだけ決意が固まった淑女であるが故に、危険地域であれども研究に没入できるのだろう。

「もしも、わたくしが死ぬならば母に伝えて貰えませんか? 出来れば、食事はちゃんと取って父さんに迷惑を掛けないようにすると」
「また父さんに助けられた……。
 サポートと申し上げながら、サポートをされているその現状をどうにかなさって下さい……モンスターに夢中になった私も、ですけれど」

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