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双翼の碧

登場人物一覧

アーリア・スピリッツ(p3p004400)
キールで乾杯
アーリア・スピリッツの関係者
→ イラスト

名前:アンジェロ・ラフィリア
種族:スカイウェザー
性別:男
年齢:14歳
一人称:僕
二人称:~さん、君、ちゃん。アーリアお姉ちゃん。
口調:かな。だよ。かも。
特徴:褐色の肌と純白の翼を持った双子の少年。青灰の髪と碧瞳を持つ。
設定:
 ティノ・ラフィリアの双子の弟。ティノは常に行動をともにする半身。
 ティノとアンジェロは幻想のスラムに居た。薄い灰色の裏路地。
 何をするにも二人は一緒だった。共にご飯を食べて、共に眠ったのだ。
 叩きつけられる理不尽な暴力や痛みも二人で居れば平気だった。

「信じられるものか。僕らが『――――』だなんて」
「また言ってるし。お母さんとお父さんに内緒って言われてるんだから言っちゃだめ」
「大丈夫だって。だれも聞いて無い……」
 アンジェロの視線の先にはふてぶてしい男が見えた。
「誰だ!?」
 ティノはアンジェロを背に隠し、突然の来訪者を睨み付ける。
「さっきの話。じっくりと聞かせて貰えるか」
「何のこと? アンジェロ分かる?」
「ティノが分からないんだったら、僕も分かんない。それにおじさん、だあれ?」
 アンジェロは翼に隠したナイフを男に向かって投げつけた。
「くそっ、ガキが!」
「ティノ今のうちに、逃げ……」
「だめだ。囲まれてる」
 アンジェロを庇うようにティノは翼で覆い隠す。
「弟には何もしないで!」
「ティノ……」
 震える双子の腕はいとも簡単に捻り上げられた。
 大人と子供では何れだけ抗おうとも振りほどけない。
 それでもアンジェロはティノと離れないように手を繋いでいた。

 その後、彼等は幻想のスラム街から姿を消した。
 ミーミルンド家に出入りしているだとか、奴隷市場に流されただとか。
 そういった噂はあれど、確証たり得る情報は見当たらなかった。

 最後に彼を見かけたのは、ギストールの街だったらしい。
 その街は今、何者かに襲撃を受けて惨状が広がっている。
 アンジェロの行方は不明である――

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