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SS詳細

『今は幼き導き手』、ミーサ

登場人物一覧

アーマデル・アル・アマル(p3p008599)
灰想繰切

名前:ミーサ
一人称:わたし
二人称:あなた ~さん (家族は呼び捨て)
口調:です ます ですか?
種族:純種・幻想種
特徴:ふわふわの赤い髪と、責任感を持ち合わせた真面目な少女。
設定:
 ファルベライズ事件にて、イレギュラーズ達に『救出』された子供達の傭兵部隊『オンネリネン』。その第三部隊のリーダーを務めていた少女。年齢は12歳(情報登録時点)で、誕生日は8月8日。
 リーダーを任されていたこともあり、責任感は強い……と言うより、自分に『かくあるべし』と責任を抱え込んでしまうタイプの少女。リーダーとして、自分は皆を、家族を導き、守らなければならない。そう強く思いながら、まだリーダーとしての経験の浅い彼女は地獄へと向かってしまう。そこで目にしたものは、死にゆく守るべき家族と、死んだ家族と同じ顔をした敵の姿だった。

 事件の顛末の説明は依頼報告書に譲るが、いずれにせよ、その件を契機に、ファルベライズ事件で派兵されたオンネリネンの子供達は、その殆どがラサ、そしてイレギュラーズ達に保護されることとなる。ミーサも例外ではない。だが、保護された彼女の胸中にあったのは安堵等ではなく、後悔と懺悔の念。自分がもっとしっかりとしていれば。自分が正しくやれていれば。家族は死ななかったかもしれない――そう思い詰めてしまうのは、彼女の性分である。

 そんなミーサを引き取ったのは、アーマデルであった。ミーサの性質を敏感に感じ取ったアーマデルは、このままでは彼女が潰れてしまうと感じた。それ故に、ミーサを自身の領地――豊穣の地へと誘った。ラサ、そしてアドラステイアから遠く離れ、しばし心を休めて欲しい、そんな思いからだった。張り詰めていたミーサにとって、それはどれだけ心の救いになっただろうか。遠く離れた異国の地、異なる文化と異なる空気。その穏やかな時間の中で、ミーサの心は少しずつ癒されていく。そしていつかミーサは、これからの事を、アーマデルへと相談するだろう。

 アーマデルは、ミーサの指揮していた第三部隊、その全ての子供達を、ミーサが望むなら引き取ってもいいと思っている。家族とは引き離されるべきではない。たとえそれが刷り込みのようなものであったとしても、その心は尊重されるべきだ。
 いつかミーサがもう一度家族と会いたいと言った時のために、アーマデルの領地には、彼らを迎え入れるための場所が、きちんと用意されているのだ。

  • 『今は幼き導き手』、ミーサ完了
  • GM名洗井落雲
  • 種別設定委託
  • 納品日2021年03月06日
  • ・アーマデル・アル・アマル(p3p008599

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