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『白銀花の巫女』フィナリィ・ロンドベル

登場人物一覧

シフォリィ・シリア・アルテロンド(p3p000174)
白銀の戦乙女
シフォリィ・シリア・アルテロンドの関係者
→ イラスト

名前:『白銀花の巫女』フィナリィ・ロンドベル
種族:ハーモニア
性別:女性
外見年齢:二十歳前後
一人称:私
二人称:~さん
口調:です、ます、ですか?
特徴:足がきれい、可愛い、ちちしりふともも、緑茶好き、深緑風
設定:
 遠い昔、アルティオ=エルム生まれのハーモニアが居た。
 高い魔力を持ち、高度な魔術を操る、優秀な魔導師であったらしい。
 治癒魔術の他、特に結界や封印の魔術に優れ、多くの者に『白銀花の巫女』あるいは『聖女』と慕われた。
 優美さと淑やかさを備えた美しい女性であったが、時に意思を曲げぬ頑固さや、苛烈さも伝承される。

 後に彼女は幻想王国レガド・イルシオンを建国する、勇者王アイオンの協力者になったとされる。
 旅に出た後は体術にも成長を見せ、流麗な技は、敵に指一本触れさせぬほどだった。
 好きな物は深緑の緑茶。旅先でも仲間達に振る舞っていたらしい。

 幻想中西部は、太古の昔に『死の女神フレイスネフィラ』を名乗る怪物王が支配していたとされていた。数々の死闘と惨劇の末に、勇者王アイオン一行は、遂にフレイスネフィラを『スラン・ロウ』の地に封印することになる。彼女は封印の際に、その命を失ったとされる。自身が望んだ『生け贄』として――。

 これらの伝承は、幻想王家と一部の貴族達にのみ伝わっており、殆ど知られていない。
 アルテロンド家に、どの程度が伝わっているのかは、全くの不明である。
 少なくともシフォリィは、それを知らない。

 ――けれどシフォリィは、このところ、そんなをよく見るようになった。
 さながらとでも呼ぼうか。
 この世界に前世というものが実存するかは定かではないが、少なくともただの夢とは思えないのだ……。

 呪いか、あるいは何かのでもあるかのように。
 夢の光景は、太古の記憶は、脳裏にこびりついて離れない。

 フィナリィは最後の瞬間に、おそらく彼女だけが知っているであろう、重大なミスを犯してしまった。
 それは――

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