PandoraPartyProject

SS詳細

深海の竜種に挑まんとするもの(なお討伐済み)

登場人物一覧

ゴリョウ・クートン(p3p002081)
黒豚系オーク
ゴリョウ・クートンの関係者
→ イラスト

名前:『無限泳剣』タタキ

種族:海種(ディープシー)

性別:男性

年齢(或いは外見年齢):31歳

一人称:私(わたくし)

二人称:あなた様、~殿

口調:です、ます、でしょう、ですか?

特徴:
 戦闘時と平時で硬度を変える武器(と同時に相棒)、『舶刀・銀(しろがね)』を常に所持している。

「普段の銀はこれこのように。柔らかくなっては私の腕に巻き付いてですな。
 ……待て銀。何故私の袖から潜り込……痛い痛い痛い! 待たんか銀! 私は刺身でも活け造りでも無い!」

設定:
 ――愛したものは波濤に飲み込まれた。
 最後の記憶は悲鳴。突如の大津波に飲まれた挙句、一人見知らぬ地で目を覚ました私は、程なくしてその元凶を知ることとなった。
 竜種、リヴァイアサン。
 妻子を、故郷を奪った憎き仇のため、その日から私は異邦の地で己を練磨し、そして戦い続けてきた。
 勝てるとは思うまい。それでも、せめて一矢を報いられると信じて。
 そして幾年の果て。私は……故郷である海洋へ、帰ってきたのだ。
 
「リヴァイアサン? ぶはははっ! アイツなら俺達が倒して大人しくさせたぜ?」
「何ですとぉ!?」

 嘗て海洋に於いて『絶望の青』と呼ばれていた海域。其処にほど近い孤島で、ひっそりと暮らしていた海種の村人。
 当時は健在であったリヴァイアサンの「身じろき」によって生じた津波に島は飲み込まれ、村人は散り散りに。
 一人、遠く離れた地で目を覚ましたタタキは、村と住民たちの仇を討とうと、その日から鍛錬を始めた。
 回遊魚の海種から『無限泳剣』なる剣技を学び、自分に協力してくれる海種を武器として引っ提げ(たまにかじられる)。
 数年を経た後。彼は遂に海洋へ戻り、リヴァイアサンに挑もうとして……偶然出会ったゴリョウに、上記のような形で衝撃的な事実を知らされる。
 更に言うと、以前の村人たちは全員ゴリョウをはじめとした『ローレット』の冒険者に保護され、現在は彼の領地にほど近い場所で暮らしていた。

 そういった顛末から、彼は特異運命座標達に……特にゴリョウ対して、激しい尊敬と畏敬の念を抱いている。
 仮にゴリョウが頼みごとをすれば、その内容を聞く前に了承するだろうし、そうでなくとも彼の為ならどんな困難さえも乗り越えて見せるだろう。
 ――尤も。
『酔っぱらった海種がでっち上げで教えた似非剣術』しか持たない当人が、ゴリョウが困るほどの事態を解決できるかは、別の問題である。

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