SS詳細
ひだまり亭のご主人
ひだまり亭のご主人
登場人物一覧
名前:バートン・オブリー
種族:獣種
性別:男
年齢(或いは外見年齢):60歳
一人称:私
二人称:君、お前さん
口調:だなあ、なのかい? そりゃ良かった
特徴:灰色の狼の耳尻尾が生えた老年の男性。口ひげを生やしている。ジレベストを身につけている。
設定:
ひだまり亭のご主人。温和で優しい人柄で、ゆったりと喋るお爺ちゃん。
困っている子供達をほおっておけない性格。
実は大昔は冒険者だったらしい。
剣を振るい勇猛果敢に敵をなぎ払ったと、酔っ払ったときに話してくれることがある。
その時に出会ったのが、奥さんのマリンダ。
最初はツンケンとしたマリンダに苛立ちを覚えてしまうも、仲間を思い理に適ったアドバイスをくれる彼女にだんだんと引かれていく。
「いやあ、この頃から尻に敷かれる事は決まってたんだ。頭が上がらないとはこの事だなあ。フホッホホ」
とは酔っ払った時の決まり文句だ。
そうしている内に徐々に距離を縮めていった二人は結婚し子供を授かった。
けれど、その子が三歳に成る頃、不慮の事故で亡くしてしまってから塞ぎがちだったマリンダに提案したのが、このひだまり亭を開くことだった。
子供達の成長を自分達の心の支えにしたのだ。
「救われているのは私達の方なんだよ。だから、元気な笑顔を見せてくれればそれでいいんだ」
イートハーヴや他の子供達に何故自分達を育ててくれるのかと、問いかけられた時はそう答えているらしい。
ついでに、年を取って衰えているが腕っ節には自信があり、実際に結構強いそうだ。