SS詳細
鷹のバディーハ
登場人物一覧
- 久泉 清鷹の関係者
→ イラスト
名前:『バディーハ』シャフィーク
種族:人間種
性別:男
年齢:二十代前半
一人称:私(機嫌が悪い怒っているときは俺)
二人称:貴方(機嫌が悪い怒っているときはテメエ)
口調:です、ですね、ですか((機嫌が悪い怒っているときはだ、だな、だろう)
特徴:盗賊団『アノチェセール』参謀、『アギラ・ピーコ』商会会計
設定:
ラサはネフェルストに拠点を置く商会『アギラ・ピーコ』の会計役を務める青年。
盗賊団『アノチェセール』に置いては頭領の右腕、ブレーンとしてその名を馳せている。
頭領たるファジル・ア・サンダクリーと、その父が幼少期に頭が良く暗殺の腕にも長けたシャフィークを奴隷商から買い取り、その名を与えた。
故に、シャフィークはファジル及びその父(前代)に対しては忠実であり、彼等のためならば薄暗い仕事に手を染めることも厭わない。
基本的には善良なる商人の振りをしているが、ファジルに危機が及べば彼の為にと武器を手に取る事だろう。
適当にも拍車を掛けるファジルの『豪快』な性格をサポートし、事実的にアノチェセール盗賊団やアギラ・ピーコの経営や運営、方針の大部分を決定している。
自身のような『奴隷』にその様な権限を与えて良いのかと頭領の事を心配し――そして絶対的に裏切らないという自身を信じる彼からの信頼による悦に浸り――続けている様子である。
本来的には『奴隷』であった彼は、奴隷商人により奴隷の烙印を押さえているはずであるが、その場所が何処であるかを彼は黙秘し続ける。彼が元は奴隷であった事を知るのはごく一部の人間のみであり、情報統制も彼にとっては『簡単』な事なのだろう。
また、ファジルが『戯れで手を出した幻想王国の毒薔薇』に関しては良き付き合いを構築している。
彼女自身もシャフィークの性格を把握しているが故に、ファジルに対して何らかのアクションを取ることはなく『商売相手』としての明確な立ち位置を築いてくれているようだが……。
もしも、ファジルに毒牙が及ぶとなれば、シャフィークは容赦しない。
それは恩義で有り、信であり、忠誠のかたちなのだろう――