ダイヤの恋

登場人物一覧

名前：ダイヤモンド・セブン（ダイヤ7）
種族：人間種
性別：Unknown
年齢：17
一人称：オレ
二人称：オマエ
口調：～ダナ、～ダヨ、～ナノカ？（語尾カタカナ）
特徴：亜麻色の髪。左右で色を違える瞳（左は金、右は赤）。白い肌。整った顔立ちだが凶暴な本性を示すように歯は鋭く、犬歯が尖っている。道化師の衣装に包んだ肢体はしなやか。

設定：赤の女王と渾名される《幻想》の女領主が抱えるトランプ兵の一人。
トランプ兵とは平素は領主やその客人に曲芸や演芸を披露し、有事には刺客となる私兵達のこと。
ハートとダイヤが赤、クローバーとスペードが黒、それぞれ1～13までの52人で構成され、いずれも見目麗しい男女。
ダイヤ7はナイフ投げを得意としていた。

赤の女王は短気で、任務にしくじった者、機嫌を損ねることをした者に対しては容赦なく、「首をはねろ」と斬首を命じるのが常。
ダイヤ7もそれに従い仲間の首を切り落としてきた。
命令を拒み自分の首が落とされないために。
だが恐怖と罪悪感は次第に彼の心を蝕んでいく。

転機が訪れたのは悪逆非道の領主・赤の女王を討つため、客人を装いトランプ兵の芸を見ていた赤羽・大地と出会ったとき。
精神的に極限状態にあったダイヤ7は首に傷を持つ彼を運命の相手と思い込む。

首を切り落としても死なずに復活した男。
誰も逆らえなかった赤の女王を倒した男。

それ以来ダイヤ7は彼に猛烈にアタック。
奇跡の復活の証拠である首の傷に執心し、性的興奮を覚えるように。

ある時は舌で繋ぎ合わせた傷の起伏をなぞり、胴と繋がっていることを確かめ。
あるいは口唇を当てて吸い、鬱血痕を見ては皮膚の下に血が通うのを確かめた。

ダイヤ7にとっては中身が赤羽であろうが大地であろうが構わない。
むしろ一度離れた首と体を繋げた赤羽・大地である今の姿を好ましく感じている。
大地を知って以降は女になりつつあり、「オレ、オマエの女になってやるヨ」が口癖。
「ダイチとダイヤは似ているヨナ？」「ダイヤは赤、赤羽の赤ダ！」と無邪気に喜んでもいる。

一方でもう一度傷を切り裂いて復活するのを見たいという願望も秘めており、強く拒まれたりするとそれが噴出する可能性もある。

ダイヤモンド・セブンはトランプ兵としてのポジション。
個別の名前はサリナス。
「じゃあネ」とか「またネ」とか、永遠のサヨナラを笑って否定するときの言葉から名付けられたものである。