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夕闇

登場人物一覧

アーマデル・アル・アマル(p3p008599)
灰想繰切
アーマデル・アル・アマルの関係者
→ イラスト

名前:イシュミル・アズラッド
種族:ウォーカー
性別:UNKNOWN
年齢:UNKNOWN(外見20代半ば~後半)
一人称:私
二人称:貴方、キミ
口調:~かな、~なのかな。~だろう?
特徴:白糸のような長い髪。夕暮れ色の瞳。色素の薄さと華奢な体型もあって儚げな印象。
しかし目を覆い隠した黒い眼帯のせいか、口元の微笑みがそこはかとなく胡散臭く見える。

設定:アーマデルと同じ世界から同時期に《無辜なる混沌》へやってきた。

彼らがいた世界には死神ししんと呼ばれる神がいた。
死神ししんとは死と復讐を司る神のこと。
その死神ししんを奉ずる教団で神の名の下に死を与える暗殺者として育てられた子どもの一人がアーマデル。
そして子ども達の心身の管理を任され、成長を促進し身体強化する様々な医学的施術を行う医療技官がイシュミルであった。

彼らの世界の神話において、イシュミルは死神ししんが医神であった頃の眷属(従属神)『魂を繕う、夕暮れの夜告鳥』の系譜の末であるとされている。
その為、死すべき時にいたらぬ魂を肉体に縫い止める技として医術を身につけてきた。
特に薬学においてはこの世のあらゆる薬物に精通していると言われている。
召喚されて後も薬物に対する興味は尽きず、草カフェバーでブレンドを行うなど《混沌》の植物を用いた薬物研究に余念がない。
アーマデルに対しても実験材料にしていたフシがあるが、単に疑わしいだけかもしれず真相は不明。

ミステリアスで読めない人物と目されているが、実際アーマデルも知らないないことがある。

その一つが彼の目のこと。
先祖返りで現れた夕暮れ色の瞳は夜告鳥の権能のひとつ、精神領域に干渉する魔眼であり、そのため平素は黒い布で覆い隠しているという。
彼の目を見た者は彼と交わるまで彼に魅了され続ける。
《混沌》ではその力も封じられているが、もしものことを考え裸眼は見せたがらない。

もう一つは双子の妹のこと。
イシュミルによく似た美しい少女であったが、夜告鳥の権能を利用し人々を篭絡。
伝説の『真の偽聖女』の再来と言われ、数多の街や村を破滅に追い込み災いをもたらした。
彼女が生来の病に伏した際、イシュミルは苦渋の選択として助けの手を解いた。
やむないことと割り切っていても、妹を見殺しにした罪悪感は心の奥底に燻っている。

イシュミルが他人に深入りせず、心の内に踏み込ませないのは、この二つの秘密を持つがゆえである。

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